- ウジ トモコ
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速読のススメ(速読は巨匠の○○○○に似ている?!)
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2008-11-29 10:05
以前、こちらのブログでもご紹介して大変に反響のあった
『フォーカスリーディングは過激!?』でご紹介した、最近では、キャンセル待ちもでないと評判のビジネス速読教室に「潜入(!?)」してきました。
寺田さんの主催する速読講座はちなみに凄い人気なんだそうですよ。速読の講座などはすでにいろいろとありますよね。寺田さんの講座はいったい何が違うのでしょう。http://profile.ne.jp/pf/uji-publicity/column/detail/35581(フォーカスリーディングは過激?!より)
ちなみに、3日間のスパルタ式(と、一応言っておきます)速読セミナーを受講して私の速読に対するイメージががらりと変わりました。ええ、そりゃあもう、、、角度で言い表せば180°くらい!!
**モノの『見方を変える』
人間を道具として捉え、対象に向き合う方法というのは,言われてみればそこここに存在してはいます。が、速読を言葉通り『早く読むこと』と認識していた私にとって、これは意外であり、新鮮でした。
私が実務で関わっているデザインマーケティングやプロモーションの難問を解決するとき、最もベーシックでセイフティな手法がこの『見方を変える』という事であり、ここに宝の山が眠っていると常に考えているからです。
**対象との関わりの距離を『意識して変える』
と、そんなことを言っても速読と何の関係が・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。カリスマ寺田氏は、『右脳』『イメージ』といった、曖昧/漠然とした根拠のないものよりも、この関わりとの距離感を自らがコントロールできるようになる事に、大きなヒントがあると仰っておられました。
実際にレベルDという『全体を見通す読書』と、レベルBと言う『理解できる範囲まで、対象に近づく読書』を繰り返しおこない、自分ギアのチューンナップをしていくのです。
**自分まわりに知識を貼り付けるのではなく、自分自身の未知の宇宙を開拓する読書
『勉強本ブーム』『自己啓発ブーム』などは、すでに世間一般で言われつつけて久しい訳ですが、この寺田氏の速読教室に通って、私が最も大きく改新した点は、読書との向き合い方。
今まで、読書は知識の取得と思って、自分まわりにぺたぺたと貼付けては、使いこなせずにぽろぽろと剥がれ、こぼしていた訳です。そうではなく、自分と言う軸を中心に持つ事。自分の中の、未知の宇宙を開拓するために、この本には何が書いてあるんだろう、この著者はどのような思慮を持っているんだろう、そう言ったフィルターと心構えが劇的に読書のスピードを速くするのではないかと思うのです。
そう言えば、読書メルマガやブログの達人たちも、みな、自分軸で読書を切開き、自分宇宙の中で噛み砕いていますよね、あたりまえのように・・・。
たまたま、この速読教室に通う前に、渋谷文化村のアンドリューワイエス展を、観に行ったのですが、この速読の考え方は、絵画におけるデッザンやエスキース(習作)の取り組みと非常に近いと感じました。速読は巨匠のデッサンと似ている!!
▼(参考)
アンドリューワイエス展
アンドリュー・ワイエス
(Andrew Wyeth,1917年7月12日 - )アメリカン・リアリズムの代表的画家/ウィキペディア
ワイエスはアメリカン・リアリズムの画家として日本人にも広く親しまれている著名な画家ですが、今回の展示の大きな特長は、その、制作過程にスポットを当て、デッザンやエスキースを多く公開した事にあります。
つまり、先ほどで言う、レベルDで全体を掴むスケッチをしたら、今度はレベルBでもう一度見直す、と言った、巨匠の取り組みが垣間みれるのです。
**全体をみて、詳細を捉えるには訓練が必要
これは、結局どのジャンルにおいても、同じところに行き着くのではないかとしみじみ思うのですが、『量』をこなすという訓練以外に『質』への扉は開けないような気がしています。
でも、ただただ、やったつもりというのは一番もったいなくて、その軌跡や発見を実感する事は最も重要でしょう。実際、訓練を続ける、量をこなし続けるというのは最も覚悟を必要とするところかもしれません。
そう言った意味で、この講座には、きめ細やかなアフターフォローがあり、『ウジさん、レポートがでていませんがお仕事お忙しいのですか?』と、今朝も、寺田氏自らメールをいただきました。
いやはや、頭が下がります。。
**意識の高い参加者のコミュニティがポテンシャルを支える
あと、これはどのセミナーや勉強会に行っても感じる事ですが、やはり一人では成し遂げられない『偉業』も周囲の協力によって可能になりうる、ということです。
今回の講座では、人気ブログ『シゴタノ』管理人『成功ハックス』も好調の大橋悦夫さんや
『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術 のマーク富岡さん、
マジビジ[S]01 営業は準備が9割!小幡 英司さん、、、
北極や南極などでクマやイルカと『対話』できる写真家の方や、
たまたま私のお隣の方は、未来の日本を変えてくれるに違いないと思えるような若き金融マンでしたし、こういった意識の高い方達とこの時間を過ごせた事自体がとてもエキサイティングでした。
最後にこの場をお借りして、あらてめて主催の寺田氏に心よりお礼を述べたいと思います。
いやー、キツかった!!けど、やってよかった(笑)
ご参考になれば幸いです。
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