他院全切開修正。幅広の二重を治す! - 美容医療全般 - 専門家プロファイル

新宿山本クリニック 
東京都
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他院全切開修正。幅広の二重を治す!

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明けましておめでとうございます。本年もまた、昨年同様によろしくお願いいたします。

念頭にあたり、当院の状況、私の心境等を少々書かせていただきたいと思います。

 

私が開業してから12年の歳月が過ぎました。当初は地域医療を目的とした一般診療クリニックだったのですが、私が『美容外科の修正手術』ということをネット社会で配信したために、『修正手術を中心としたクリニック』として、認知が広がり、今では初診の方の80%が修正手術のご相談という修正手術を特徴としたクリニックになりました。また、修正手術件数も日本で有数の施設となり、今までの経験値も修正手術のみで2,000件を超えることが出来ました。

日本美容外科学会等でも『チェアマン(司会)』、『シンポジスト』、『ライブサージェリー演者』と光栄な役割も賜ることが出来るようになりました。

しかし、修正症例の方全員の満足を得られることは、現実的に手術の性質上、非常に難しい部分もあり、医者として、まだまだ腕を磨かなくてはと日々研鑽しております。研鑽目的に、昨年は、他科の高名な先生方の手術見学にも出向き、腕を上げることが出来ました。

今年は、ますます修正手術でも満足していただけるように精進するつもりでおります。

また、昨年は『他院修正手術後』の方にお会いする機会も多くなり、中には『悲惨』としか表現できないような方にもお会いしました。修正手術というのは、非常に難しく、ほんのちょっとしたことが結果に大きく左右します。修正手術を受けられる方は、多数の医療機関を回り、その先生が担当した手術症例を見せていただくなどして、その医師の技量を見極めて頂きたいと思います。

 

さて、今回は、そんな『他院修正手術後』の方をご紹介したいと思います。

御協力いただいたモニターの方には、この場をお借りして深く感謝いたします。

 

この方は、他院にて全切開の二重手術を受けられた後に、形状改善を目的に修正手術を受けられたが改善しなかったということでした。

 

まず術前と術後3か月の状態を比較していただきたいと思います。

術前

術後3か月

二重の幅が狭くなり、目の形がすっきりとし、二重の浮腫んだような感じも改善されたことがお分かりになると思います。

 

実際の手術についてもご説明したいと思います。

まず、二重の幅を狭くするためには皮膚切除をしなくてはいけないことが大半です。ここで、よく他院の診察を受けられた方から『他院で皮膚を切り取って、簡単に、二重の幅が狭く出来ますよ』と言われたと聞くことがあります。しかし、皮膚のみを切ると皮膚が伸びるために元に戻ってしまい、全然改善しないことがほとんどです。

ここで、『ほとんど』と書いたのは、若干の幅の変化であれば皮膚切除のみで修正することが可能であることもあるからなのです。

一般的には、『二重の幅、形状を治すためには、腱膜や筋肉の位置まで修正しなくては、ならない』と考えられます。修正手術では、前回の手術後に一塊となった腱膜や筋肉をきれいに剥離し、適切な位置に移動させるという技術が非常に難しいのです。

実際に切除する皮膚のデザインをお見せします。

案外切ることがお分かりになると思いますが、組織が硬くなった術前の状態の時に、術後の仕上がりをイメージしながら、デザインしなくてはなりません。この『デザイン力』が欠けていると、『術後に目が閉じなくなった』という状況になることもあります。

 

さて、毎回のように書きますが、術後は結構腫れますし、形状が落ち着くまでも時間がかかります。術後5日、抜糸時の状態をお見せします。

次に、術後1か月の状態をお見せします。目尻側と目頭側両方の『二重の線が二股になってしまっている(矢印)』のがお分かりいただけると思います。

このような状況になると患者さんとしては、『また失敗したのではないか?』と不安になります。初回の二重の手術は、1か月もすると形状が安定するので、心配になるのでしょうが、『修正手術には、経過に時間がかかる』ということを認識し、担当医を信じて臨んでいただきたいと思います。

 

最近は、『修正症例は是非当院で』というような医療機関も増えましたが、そのような先生の所で、さらに悪化させられ、この方のように、初回の修正手術でなく、複数回の手術を受けられている方にお会いすることも多くなりました。

カウンセリングで、“簡単に綺麗になりますよ!今日やりましょう!”と軽い感じで修正手術を勧められた時には、注意が必要だと思います。

 

治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。

http://www.dr-yamamoto.com/cost/?ca=1

 

 

もし、疑問が生じた際には、メールでもご相談に乗ることが出来ますので、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。

http://www.dr-yamamoto.com/contact/

 

また、スタッフブログもぜひご覧下さい。

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