今回は「あん摩」について、述べたいと思います。
「あん摩」は、古代中国で発生した「ドウインアンキョウ」という手技療法を起源とし、285年百済より日本に伝えられ現在に至っているとされています。
やり方は、施術者の素手で押す、擦る、揉む、叩くなどの方法で患者様の衣服の上から体の中心(心臓)から手足の先に向かって施術していきます。
今日の日本で「マッサージ」と言えば、この「あん摩」を指すほど一般的な手技と言えます。
それは、「あん摩」は患者様が座ったままでも、衣服の上からでもできる手技のため、場所を選ばずにどこでも施術できる手技だからでしょう。
次回は「マッサージ」と「指圧」について述べたいと思います。
鍼灸マッサージ治療室 銀座ルーチェ
院長 山田善章
03-6801-7064
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