文部科学省の少し前の調査では、高校生にかかる教育費(年間)は、公立で平均52万円、私立で103万円という結果が出ています。又、がんで親を亡くした高校生の中には、経済的な理由から進路の変更を余儀なくされたり、進学をあきらめるなどの問題を抱える生徒が少なくないのが現状です。
同基金は、一人でも多くのがん遺児が希望どおりの修学を果たし、将来の夢の実現に向かって歩んでいけることを願い、1995年に設立されました。
アフラックは今回の「公益信託アフラックがん遺児奨学基金」と他に「アフラックペアレンツハウス」を運営しています。アフラックペアレンツハウスとは、長期の入院や通院が必要な、小児がんをはじめとする難病と闘う子どもたちとその家族のための、宿泊施設の提供および精神的なケアを行うことを目的とした総合支援センターです。これらの運営資金は募金活動やチャリティーイベント、販促品などと連動した寄付活動などによって全額が賄われています。
下記に具体的な募集概要を記載しておきますので皆様の周りで対象となる方がおられましたら教えてあげて下さいね。
募集人数:120人(1年生:60人、2年生:30人、3年生:30人)
奨学金額:月額2万5000円(年額30万円)返還不要
給付期間:高等学校等卒業の最短修業年限の終期まで
給付開始:7月(奨学生の最終決定後、4月にさかのぼって開始)
応募資格:以下のすべての要件を満たしていること
1.主たる生計維持者を「がん」(悪性新生物)で亡くしていること
2.経済的理由により修学や充実した学校生活が困難であること
3.09年4月に高等学校、特別支援学校※の高等部、専修学校の高等課程在学中であること(当年度入学予定者を含む)
4.直近の学業成績が評定平均値3・5以上(5段階評定)の者、または特定の分野において全国あるいは都道府県レベルでの特に優れた実績がある者
※学校教育法の改正に伴い、盲・ろう・養護学校の名称が、「特別支援学校」に変更となった
募集期間:09年2月28日まで(応募先書類必着)
選考結果:決定の通知は本人あてに連絡する(提出した書類は返却できない)。
奨学生の決定:同公益信託の運営委員会で選考
奨学生募集・選考スケジュール:募集開始08年11月1日、募集締切:09年2月28日、選考結果通知同年4月下旬、最終決定通知同年5月下旬
このコラムの執筆専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
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