- 大泉 稔
- 「保険と金融」の相続総合研究所
- 東京都
- 研究員
対象:保険設計・保険見直し
遵法とは、今どきの言葉でいえば、いわゆるコンプライアンスのこと。
では、遵法闘争とは、コンプライアンスのための戦い?
差に非ず。
遵法闘争とはストライキの一種。
法令の極端な解釈により、現場に混乱を与え、経営側に要求受け入れを迫る、というもの。
旧国鉄で行われていたらしいが。
上尾事件などが起こり、乗客の顰蹙を買って終わったようだ。
もちろん、旧国鉄時代の話題だし、
そもそも、ストライキなどの組合運動も「今は昔」だから
遵法闘争なんて、話題にする人はいない。
しかし、
今は、何かというと『コンプライアンス』の時代。
コンプライアンスを声高に叫ぶ人に、その中身を尋ねてみると、
「何もわかっていない」ことすら自覚が無かったり。
コンプライアンスを主張する人自身が、コンプライアンスに抵触していたりする。
「コンプライアンスとは、何なのか?」と主張して、コンプライアンス闘争をしてみたくなる。
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このコラムの執筆専門家
- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
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