那須正幹先生のズッコケ三人組とカンナ・プロジェクト - 婚活全般 - 専門家プロファイル

橘 凛保
社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
東京都
マナー講師

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:婚活

舘 智彦
舘 智彦
(しあわせ婚ナビゲーター)
舘 智彦
舘 智彦
(しあわせ婚ナビゲーター)
舘 智彦
舘 智彦
(しあわせ婚ナビゲーター)
舘 智彦
(しあわせ婚ナビゲーター)
舘 智彦
(しあわせ婚ナビゲーター)

閲覧数順 2024年04月25日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

那須正幹先生のズッコケ三人組とカンナ・プロジェクト

- good

  1. 人生・ライフスタイル
  2. 婚活
  3. 婚活全般
講習

人生は偶然が重なると奇跡になりま


那須正幹先生のズッコケ三人組が完結してしまいました
昔読んでいたシリーズ本です

東北大震災の2011年
被災地の小学校3校の図書館に所蔵されました
カンナを届けお互いに想いを馳せ合った結果です

カンナをリレーしてくれている広島の子どもたちが
2011年「被災地にも真っ赤なカンナを!」と言ってくれました
被災地70校他幼稚園や保育園などに届けました

その広島の学校の中に那須先生の母校
己斐小学校がありました

カンナが枯れてしまった冬
己斐小からカンナを届けた被災地3校に
己斐小の子どもたちが募金を集め
ズッコケ三人組シリーズ全50巻をプレゼントしてくれたのです

ただカンナを届けただけで終らず
このように想いを馳せてくれたことが本当にうれしかったです

東北のこの3校の子どもたちには
直接逢って広島の原爆のことを話し
カンナが咲いたこと伝えて植栽しました

その時の子どもたちが揃って言ってくれた言葉があります

「広島・・大変だったのですね・・・。
今度広島に何かあったら今度は僕たちが助けにいきます!!」

このことばでした

それから3年後の2014年

広島八木地区に大土砂災害が起こりました

中学生になっていた被災地のあの時の子どもたちが
八木にたくさんのタオルを送ってくれました

あの時の言葉が本当になりました
ほんとうに助けてくれたのです

お互いに想いを馳せ合うこと

こういうことなのです

この学校の子たちは冬の寒さにもまけずに
カンナを越冬させてくれていました

カンナへの想いは
カンナをくれた相手への想いとなり
お互いがお互いに想いを馳せ合うことにつながっています

私はほんとうにうれしかったです

カンナをバトンしていて本当によかったと思う瞬間なのです

今回の那須先生の本のご出版には深い想いがございます
この想いを馳せ合うことが導いてくれた奇跡です

その那須先生のズッコケシリーズ最後のご本の中に
カンナを繋いだことから繋ぐことができた
「恕」の心「想いを馳せ合うこと」が書き添えられたのです

なんとも感慨深いものがございます

実は八木地区の大土砂災害の片隅に
1945年の原爆投下の時と同じように

一ヶ月後 カンナの花が咲いたのでした


このズッコケ三人組シリーズの最後に
「カンナ」のエピソードが書き添えられた奇跡です

奇跡は偶然の積み重ねの跡なのです

漢字の「奇」は「思いがけない」という意味があります

「思いがけない」ことの跡が奇跡なのだと
私は理解しています

カンナ・プロジェクトはいくつもの奇跡を起こして来ました

でも「奇跡」にいたるまでのできごとは
たんなる「思いがけないこと」の積み重なりでした

今回もです

思いがけずこの記事を見たのです





そして ここに
「原爆の記憶重ね」が目に飛び込んできました

さらに
「八木地区の土砂災害テーマに・・・」

重なりました

そこに 
2008年の己斐小との出逢い
東北の震災~被災地との交流~
広島カンナ・プロジェクトを2011年から手伝って下さるKさんとの出逢い

たくさんの「小さな思いがけない出来事」があったのです

そのカンナ・プロジェクトを手伝うKさんが
あの日八木にボランティアに行かなければ
そこでカンナを見つけることはなかった
もし見つけても私にも教えて下さらなければ・・・
Kさんがカンナ・プロジェクトを知らなければ・・・
原爆から一ヶ月で咲いたことを知らなければ・・・



那須先生が己斐小の卒業生でなければ・・・
私が昔ズッコケ3人組を読んでいなかったら・・・
新聞で最終完結編の出版の記事を見なければ・・・

カンナがあの日放射能にも負けずに咲いていなければ・・・
私がカンナを伝えていなければ・・・
Kさんと出逢っていなければ・・・
子どもたちとカンナの球根をバトンする伝え方をしていなければ・・・

人生はたくさんのちいさな偶然があります
そしてそれが重なると「奇跡」になります

2015年12月 
那須正幹先生の最終巻が本屋さんに並びました




Kさんのお知らせしました

うれしいですね

こうして繋がっていくカンナ・プロジェクトです






全国24都道府県 世界11カ国に咲くカンナ・プロジェクトは

一人でコツコツ たんたんとリレーしています
でもひとりぼっちじゃないです
たくさんの人と
たくさんのことと繋がっているカンナのリレーです

この球根の元は、長野県須坂市の田辺さんが、浩までも雪が降るところがあるので、須坂の球根を買いたいと言ったとき、「そんないいことしてるなら、いくらでもやるよ、いくついる?1000個やるからもっていけ!^^!」と言って下さったところから始まりました。田辺さん亡き後は、市が協力して下さっています。須坂から、広島に、広島の土を吸った球根たちが、あの日の想いを伝えて、子どもたちの手でリレーされて咲いています。
「繋ぐ」「想いを馳せ合う」がテーマです。
お互いに想いを馳せ合えば きっと平和になると信じて繋ぐカンナのバトンです

広島爆心地820mに一ヶ月で咲いてくれた真っ赤なカンナの花の花言葉は「堅実な未来」なんです


世界中の人の心に平和と希望の花を咲かせましょう



ホームページ  canna-project.com