身から出た
さびとおもえば こころしずまる
身から出た
さびと思えど 腹が立つ
どっちも わたし
(※「しあわせはいつも」 相田みつを 著 より)
相田みつをさんの言葉には嘘や偽善が無いので、真実を語りながらも人の心を和ませて下さいますね♫
(^^♫
彼の書くものには、読み手が自分自身を笑えてしまう様な温かいユーモアやウィットに飛んだ作品や文章も沢山あって、とても魅力的です♫
♡_(_♡_)_♡
そして優しく温かい中にも、彼の感受性の鋭さや自己への厳しさというものも私は感じ取る事ができます。
内面にはとても激しく熱いものをお持ちの方だったのだろうなぁと感じます。
…でなければ、この様な多種多様な言葉と作品をコツコツと生み出し、それを一つ一つ手を抜かずに丁寧に世に送り出す地道な作業は成し得なかった事でしょう!
☆_(_☆_)_☆
それは「やっている人」ならば分かりますし、「やった事がない人」には分からないものです。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
この世で一番簡単なのは、(当事者ならいざ知らず)外部から、その人の事やそこに至るまでの詳しい経緯も知らずに、安易にあれやこれや自分の私情や独善的な憶測を入れて人を批判・批評する事ですね。
この世では、それが一番簡単です。
( ・・) ~~~
ちなみにこれは私の勝手な憶測ですが、相田みつをさんとご一緒に暮らすご家族にはもしかして、彼は案外大変な面もお持ちの方だったのかもしれません!? (笑)
彼の様に研ぎ澄まされた感性を持たれた芸術家の方のご家族というのは、色々な意味でご苦労される事が多いですからね~。
(^^;
でもそうして彼自身が、常に人間であるご自分にもがき苦しみ葛藤する中から生まれた数々の奥深い作品だからこそ、私達の胸を打つのだと思います。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
私も、いつか彼の様な深い人に成りたく候~~~。
☆_(_☆_)_☆
このコラムの執筆専門家

- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年