そもそも"ダイエット"というものは長続きしないもの (ダイエットに拘り過ぎる人は性格が暗くなる) - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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そもそも"ダイエット"というものは長続きしないもの (ダイエットに拘り過ぎる人は性格が暗くなる)

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今回はダイエットというものを違う角度から捉え、発想の転換をして "ダイエット" というものの正体を改めて観察してみましょう♫というご提案です。(笑)

(^^✿

皆様は、実は「ダイエットに挑戦する人の94%がダイエットに失敗している」というデータがあるのをご存知ですか?

(^^;

 

最近その情報を知った時、私は「フムフム、それは当たり前の事だなぁ」と思いました。(笑)

何故なら元々「ダイエット」などという行為そのものが "長続きするものではない" からなのです。

《 ゚Д゚》!!

 

そもそも「ダイエット」の定義とは、短期間に痩せる(数週間~数か月)という結果を出す事を目的とするものを指しますよね?

そしてそういう成果をできるだけ早く出す為に、何か普通とは違う特別な事をするとか(食事制限や炭水化物や油を制限してタンパク質を多く摂るとかプロティンを飲むだとか)、

何か特定の食べ物を食べ続けなければならないとか、ダイエットが目的のジムや何かの教室に通う事などという "特別な何かをする非日常" というのがダイエットというものだからです。

 

 

ですが、その "特別な事" というのは「一体どれだけ続くものでしょうか?」という事を考えた時に「ダイエット」というものの正体がお分かり頂けるのではないでしょうか?(笑)

(^^ゞ

 

 "何か特別な事をする" というのは「日常的なものではない=生活習慣ではない」という事です。

 

ですので「短期間的には成功」したとしても、それがその人の普段の生活の中に「一生の習慣」として根付かなければ、必ずや「失敗」に結び付いてしまうというのは当たり前であり、それが「94%の人が失敗している」というデータに表れているのだと私は思います。(こりゃ~、ダイエット・ビジネスが儲かる訳だ!(笑) )

 

そもそも私は昔から「ダイエット」という行為そのものに矛盾を感じている一人なのですが、

「何故、殆どの人が結局続かないで挫折してしまう様なものや、偏り過ぎて一生続けたら病気になりそうな食生活を勧めるダイエット・スタイルのものばかりを多く提供されるのか?」という事への疑問を常に感じているのです。

( ・・) ???

 

「ダイエット」とは元々そういうものであるという正体を見破ったら、ダイエットが上手く行かないなどという事に一々落ち込んでしまう事の馬鹿らしさに気付けるのではないかと思います。

「結果的にはその様になるのが "ダイエット" というものなのだ」という賢い認識を持たれた方が、心の健康に役立つのではないかと私は思うのです。

(^^✿

 

ちなみに巷では「ダイエット」というビック・ビジネスに関わるものは、短期間に成功した例だけを取り上げてイメージ作りをするという戦略が、いつの時代も世の常です。

それは良く芸能人の方達が短期間に痩せられた例として「ダイエット本」を出された後に、リバウンドしているケースの方が断然多いという事を見ても分かりますよね?(笑)

 

でもそういう真実の情報は、ほ~ら、あまり伝えられないじゃないですか?(笑)

(^^;

 

今回のテーマで私が投げ掛けたい問題は、ダイエットとは元々そういうものであり、結局成功しないものであるにも関わらず、

そこに付き纏って来るのが「年中痩せた自分を維持する為にアンバランスな食事法を我慢し続けるストレス」、又はそれに伴う「反動からの暴飲暴食・摂食障害」などから「私はダイエットがちゃんとできていない」という思いに苛まれてしまう様な "ダイエット" というものを、皆様はどう思われるか?という事なのです。

 

私が「年中頭の中がダイエットの事ばかりで忙しい人の性格は暗い」と言うのは、こういう事から来ているのです。

(-_-;)

 

何故ならその様な方達は、常に「太る事への恐怖心や不安や嫌悪感」というストレスから一時も逃れる事ができなくなり、その様な思考から自分への評価を低くしてしまう「罪悪感」や「劣等感」や「自己卑下」、

そして常に「何かを我慢しているストレスから無意識に生まれる意地悪な心=偏り過ぎた食生活から来る内臓の疲弊の現れ」という様な、とても性格を暗くしてしまうものを多く抱え込んで行く事に繋がってしまうからです。

表向きは痩せてイケてる様に見せてはいても、そのストレスから来る心の暗さはその方の言動やオーラとして雰囲気に滲み出ているものなのですね。(これは昔からプロのバレリーナやモデルの方達にも多く見受けられます )

(・_・;) 

 

ではどうしたら「(ダイエットに悩まなくて良い) 一生ものの成功」というものに繋がるのでしょうか?

そのお答えは、私がここでダイエットに関しては最初から一貫してアドバイスさせて頂いている事の中にあると思います。

 

つまり生活の基本である「一生続く太らない食生活」を身に付ける事以外に、本当の意味で「成功」する方法は無いという事です。

ですので私は「ダイエットを目的にした一定期間だけの特別食」ではなく、人間の生活の一番の基本となる「日常の基本食」という事をまず最初に考えないダイエット法というものには、昔から疑問を感じる一人なのです。

この中には「炭水化物制限」とか「タンパク質信仰 (※プロティン信仰含む)」という、長く続けるとそのアンバランスから内臓を痛めてしまい、年を重ねた時に思わぬ病気や怪我に繋がる様な食生活を勧めるものも含みます。

 

 

実際その様なものを長く実行される方ほど、一時的には何らかの成果を得られても結果的に内臓の疲弊から体のラインが汚くなったり痩せづらい体質になってしまうのです。

そしてその様なストレスが原因で自分の事しか考えられなくなってしまい、「性格が悪くなる」というおまけも付いて来るのです。(笑)

いや、マジな話し。

(-_-;)

 

お金儲けを目的としたダイエット・ビジネスに関わる多くの方達は、その様に短期間で成果を上げる事には一生懸命ではありますが、

「果たして受講者の(健康の事を含めた)一生の事まで責任を持って考えてくれているのでしょうか?」という所をしっかり見極める賢い眼を、受講される方達は持つべきではないかと私は思います。

 

これは巷の「偽自己啓発セミナー」や「偽宗教」の様なものに共通するものがあると言えば、お分かり頂けますでしょうか?

つまり、どの様なものでも結局は "短期間で終わる成功" でしかないという「ダイエット」というものは、私の中では「本物ではない」という事なのですね。

( ・・) ~~~

 

逆から言えば、もし「一生楽しく続けられる太らない食」というものを生活習慣の根本に据えられたら、その方は「ダイエット」などという絶えずストレスとワンセットになる様なものに、一生振り回されないで良い人生が得られるという事になるのです。

 

(これも他人が自分の為に開発した「自己啓発」や、他人が自分の為に信じている「宗教」などにも共通する事ですが)、そういうものに振り回されない自分になる為には、何を勉強しても「各自が自立して自分で考える」という事が最終的に必要になるという事と同じなのですね。

 

何故なら誰もが本当に欲しいものは、「常に挫折感から来る罪悪感や劣等感というストレスや停滞期などが付き纏う "ダイエット" 」というものを必要としない自分であるはずだからです。

( ・・) ~ ☆彡

 

 

ダイエットに自分の人生の大半を注ぎ込まれるかの様に、汲々とされておられる方を見るにつけ、

「"ダイエット" などというものをするから、ダイエットの悩みから解放されない」というパラドックスに気付いておられる方は、一体どのくらいいらっしゃるのでしょうか?という事を、私はいつも感じてしまうのです。

ちゃんとした「基本食」を身に付けていれば太らない自分になれるし、血液がキレイならば体のラインも自然にキレイになれるのに…。(※体のラインを汚くするのは内臓の疲弊です)

(・_・;)

 

血液をキレイにして内臓を健康にする「一生ものの食生活」が元々本来のダイエットの基本であり、それがベースにあればこそ肉体を磨く事で最高の成果が発揮され、自分なりのベストでバランスの取れたプロポーションを維持でき、尚且つ心身共に健康になれます。

 

ちなみに、これは停滞期に悩む方や固太りの方にも言える事ですけれど、

私の眼から観ると中年になって体のラインがボコボコになったり太くなる事に悩む方達に多いのは、長年に渡るプロティンの摂り過ぎや肉食過多などの動物性タンパク質を過剰に摂取して血液を汚す「タンパク質信仰のダイエット」です。

(それ以外にも砂糖を始めとする糖分や油脂類の摂り過ぎ、果物・果汁を始めとした水分の摂り過ぎなど、血液を薄くして体の組織を弛めてしまうブヨブヨタイプの方にも同じ事が言えます)

(^^;

 

キレイな血液を作る食生活をベースにしていれば、時にハメを外して好きなものを食べても神経質になる事はありませんし 、むしろ逆にその方が "特別な時間" を思いっ切り楽しめます♫

( ・・) ~ ♡ ♡ ♡

 

「良質な食生活から作られるキレイな血液が代謝の良い体を作る」というダイエットには「停滞期」などというものは無く、自分の個性に合った体型を自然に維持できます♫

 

これが私が昔から考える「成功するダイエット=ダイエットから解放される人生」であり、そしてこれはこれからも変わらないであろうというのが私の持論です♫

 ☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

 

「食」を我慢する事無く "制する事" ができる事が「一生もののダイエット」なのだと私は思います♫

でもその為には、「食」に付いて無知では駄目だという事なのですね。

 

 

私はマクロビオティックという食養法(健康と美しいプロポーションに繋がる食事法)というものを学び、色々自分なりに試行錯誤して得られた、今の自分の「食のスタイル」というものがあります。

 

それはマクロビオティック(と言ってもその中でも色々なスタイルがあります)を "完璧に行う" という事ではなく、それを基本的なベースに置くという事であり、

 

自分の嗜好やストレスと向き合いながら「自分スタイル」として独自に編み出した「自分に取ってのストレスの少ない食生活」を自力で得られた一人ではないかという事なのですね。

(^^♪

 

 

つまり「太る」という事の不安や恐怖心から解放されているので、安心して毎回の食事が美味しく楽しめますし、食べ物と健康な自分の身体と心に感謝できます。

☆_(_☆_)_☆

 

 

私の行う "マクロビオティックをベースにした食生活" とは、「食べてはいけないもの」とか「食べなくてはいけないもの」と食べ物を敵視したり自分に強制したりするものではなく、

「自分の心身を快適にしてくれる食べ物を、自分で選んでいる」というスタイルなので、そこには全く「我慢」というものが無いのです♫

(^^♪

 

マクロビオティックの良い所は、その様な体質改善が出来る「食養法」であるという事なのです。

人によるとは思いますが、私に取っては心と身体がとても満足のできる心地の好い「食生活」のベースになっている事は間違いがありません。

(^^✿

 

「食生活」は私達が思っている以上に、自分の心身にとても大きな影響を与えているものなのです。

ですので「自分の生活に合った一生ものの食事スタイルを持てている」という事は、どんなダイエット法にも勝るものだと自分では思います。

(*^^*) ~ ♡

 

ちなみに私はマクロビオティック以外のものもそれなりに勉強し、そこから自分が選んだものがキチンとした独特の哲学を持っているマクロビオティックだったという事ですが、

 

それは実際に本気で実践してみた者しか感じられない体感になりますので、本を読んだりこうして私の経験のコラムを読んだりして、「頭で理解しただけ」では本当の理解にはならないものだという事も、私は良く理解しております。

 

本物の理解とは「やってみて体感で納得する」という事だからです♫

( ・・) ~ ♡ ♡ ♡

 

それでは次回は、その様な食生活を私なりに維持できる秘訣を、ちょちょっとお話しさせて頂こうかと思います♫

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

 

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(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年