- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
福島の柿とカンナ
三春から郡山に向かう途中
地植えのカンナがまだ咲いていました
写真を撮っていると
「カンナはもう終わりだ!」と
立ち話の年配の女性が声をかけて下さった
「このカンナはこのまま冬を越すのですか?」
「一度な掘上げて またいけるんだ そうするとまた春芽が出るんだよ」
「そうなんですか…やはりそのままではないのですね」
「あっちは黄色だ」
「実はカンナは広島の原爆が落とされた瓦礫の中からたった一ヶ月で返り咲いた花なんです」
「へ~ そうなのか すごいな」
「子どもたちとそのカンナを世界にも咲かせているんです」
「カンナの話をする時はこのことも是非話して下さい」
「柿もってけ!おいしいぞ!もっていけ とってやるから」
持てるだけ柿をもいで下さいました
「こんなにたわわに実っているのを通り道でたくさん見ました」
「今時の子どもは柿なんかみむきもしね」
今の子どもたちはスナック菓子の方がよいのかもしれませんね
若い人たちも皮を剥く果物はあまり食さないとTVで言っていました
放射能のせいかと思いましたが
違うようです
帰宅して頂きました
甘くておいしかったです
最近では風評被害もなくなるくらいですね
むしろ忘れられていくようにも感じました