- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
2011年被災地福島にカンナをバトン
2011年10月27日
今から4年前 福島被災地にカンナを届けました
東京から須坂経由で福島の広野町仮設住宅に向かいました
途中 東京の避難所で抹茶を点てたときであった
明日香ちゃんに逢いに会津を経由して
三春の幼稚園~障がい者施設~広野町仮設住宅の経路です
須坂では間もなくカンナを掘上げて室にいれ
越冬させる準備が始まるところでした
カンナはまだたくさん咲いていました
少しでも
この原爆にも負けないで咲いてくれた真っ赤なカンナのエピソードと
実際のカンナの花を届けようと
広野町の仮設住宅ができて引っ越しのこの日に
届けることにしました
三春幼稚園とのご縁はある方から
「園児たちが外に出られない毎日を過ごしている」
そんな話を聞いたことでした
「この子たちにカンナを植えることで泥んこ遊びをさせてあげたい!」
そう思いました
須坂の田辺さん(2010年からはご子息)の所でカンナの花を球根付きで頂き
土も多めに頂きました
これで泥んこ遊びができたらと思いました
植木鉢は東京で買い求めて来ました
小さな車ですが乗るだけ載せて走りました
後ろが見えませんでした
後ろが重くてなかなかスピードもでません
車は泥んこだらけになりましたが
子どもたちがよろこんでくれる顔を思い浮かべて走りました
須坂の皆さんは福島の被災地の人たちのために
暗くなるまでカンナを刈り取って下さいました
本当にみなで東北を元気にしたいと思っていました
真っ暗な磐越を走り翌日は
会津で明日香ちゃんに逢い
会津の皆さまにカンナ・プロジェクトの講演をして
翌早朝三春に向かいました
幼稚園の前に寄ったのは救護園でした
障害を持つ方々はこのような災害の時はさらに大変だと思いました
今回もそちらにも寄らせて頂きました
2年は越冬できたそうですが
その後は越冬できなかったそうです
でも皆さんの心にはカンナは咲きました
今回はその時の園長先生はご勇退されお会いできませんでした
その時のエピソードです
2011年の植栽
始めは「被災地に花を咲かせるプロジェクト」と思った当時の園長先生は
私のカンナ・プロジェクトの話を聞いてびっくり仰天!
園長先生
「そんなに素晴らしいプロジェクトなんですね!感動しました」
「私の趣味はそば打ちなんですが 感動したので是非そばをごちそうさせて下さい」
そう言ってそば打ちを始めたのでした
感動した人にはおそばをごちそうするとのことでした
次に幼稚園の子どもたちと約束しているので
ご辞退したのですが
「どうしてもごちそうしたい!」
とそば打ちが始まってしまいました
おそばだけなら急いで頂けば間に合うと思いましたが
出て来たのは天ぷらまで添えられていました
15分の遅れです
『子どもたちに申し訳がない』
急いで三春幼稚園に向かいました
ところが驚いたことに・・・・