- 石川 雅章
- 株式会社エスクリエイト 代表取締役
- 広告プランナー
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
最近では、看板・サインとひとくくりにする場合が多いですね。
このサインとは、サインボード(屋外広告)の略で、今では、サインの内容も幅が広がってきております。
その、大きな要因は、グラフィックスサインが登場したからでしょう!
今でこそ、当たり前になってしまったグラフィックスサイン。
多彩なメディアに、表現豊かな印刷技術で、街の彩りに貢献してきました。
印刷方法は大きく分けて二つ、
1.スクリーン印刷
スクリーン印刷の特徴は、ガラス、プラスチック、合成樹脂、金属、布など、様々な素材に印刷ができ、曲面にも印刷できるのが大きな特徴です。
また、他の印刷方法に比べるとインクが厚く盛れ、従って隠蔽力がある、耐候性に優れる印刷物ができます。技術的には、小ロット(1枚から)でも印刷できますが、版を作るコストを考えると、ある程度ロットがまとまった方が経済的と言えるでしょう。
2.デジタル印刷
デジタル印刷では、電子ファイル化された画像データを、コンピュータから出力機であるプリンタに、直接、転送して印刷します。従って、版を作成する必要がなく、1枚から出力可能です(オンデマンド印刷)。デジタル印刷で使われる印刷方式としては、主に次のような技術が使われます。
(1)静電記録方式
(2)インクジェット記録方式
(3)熱転写記録方式
これらの印刷方式は、施工する場所、表現方法、コスト、期間等により方法を使い分けます。
グラフィックスサインは、まだまだ奥が深いです。そして、グラフィックスサインの普及がサイン業界の常識をどんどん変えていったと思います。
接すれば接するほど、新しい発見が多い、グラフィックスサインの秘密を次回以降にご紹介しますね。