- 伊藤 誠
- 代表取締役
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
こんにちは、いつも楽しみにしています。
今年の3月よりミックス型の住宅ローン2800万円の借り入れ
〔3年固定 1800万円借入金利0.98%(返済終了まで1%優遇)と
25年固定 1000万円借入 金利2.85%〕の返済をしています。
現在100万円の繰り上げ返済を考えており、
25年固定か、3年固定の期間短縮で悩んでおります。
繰り上げ返済はこの三年間で300万円、
後は余裕を見て3年ごとに2〜3回、
100万円を繰り上げ返済する予定です。
この場合、どちらに返済する場合が良いのでしょうか?
私感では、最初の3年を25年固定の期間短縮で、
残りの2〜3回を3年固定の期間短縮を考えています。
私の年齢は30歳で、子どもは3歳と1歳です。
金利が上昇しても支払いは大丈夫なのですが、利息は出来るだけ払いたくないですし、
出来れば毎月の返済もおさえたいのでよろしくおねがいします。
同一ローンでも年齢や状況により回答が異なってきます。
まず、30歳で25年のローン・2800万円ということで、とても健全なローンであるという前提です。
利息は出来るだけ払いたくないですし、出来れば毎月の返済もおさえたいということですが、両方を同時に満たすことはできません。
今回は、利息は出来るだけ払いたくないほうを重視します。
この場合、100万円の繰り上げ返済は、25年固定のほうが利息軽減という意味でおすすめです。
問題は次の後は余裕を見て、3年ごとに2〜3回、100万円を繰り上げ返済する予定ですについてですが、これは今から判断はできません。やはり、その時の家庭状況や金利状況により判断することをおすすめします。
よく勘違いされるパターンとして、金利の高いほうから先に繰り上げ返済をするほうが得と思いがちですが、これは半分間違っています。
返済期間が同一期間であれば、当然金利の高いほうを先に繰り上げ返済したほうが得ですが、返済期間の違うローンを持っている場合、必ずしも金利が高いほうを先に返すほうが得とは限りません。金利が低くとも、返済期間が長いほうを先に返済したほうが得なケースが多々あります。
100万円繰り上げ返済を実際にする場合、”どちらがほんとうに得か”確かめてから実行しましょう。
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