最果ての街の丘に立つ〜1 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

敷浪 一哉
有限会社シキナミカズヤ建築研究所 
建築家

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅設計・構造

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

最果ての街の丘に立つ〜1

- good

  1. 住宅・不動産
  2. 住宅設計・構造
  3. 住宅設計・構造設計
旅しませう 北へ北へと北海道
帰省してきました。
僕の実家は北海道根室市。正確に言うと両親の実家が根室市。僕は千葉で育ってて、根室には小学生時代の3年ほどしか住んでないんです。
それでも父の実家も母の実家もこの街で親戚もたくさんいますし、10年ほど前に両親もこちらに住んでますので事実上の実家のようなもんですね。
さて、回りくどい説明はおいといて、根室市はじつは離島を除けば日本の最東端なんです。根室半島の先端にあるノサップ岬は日本で一番早く朝日が昇る地点として有名です。
最果ての街として、異彩を放つ風景を持つ根室市ですが、帰省をした時期に「根室サンマ祭」というものがありました。
サンマ祭といえば目黒が有名ですが、サンマ漁は根室が有名。
サンマっちゅうのは夏から秋にかけて北の海から南下してくるのだそうです。北の海にいるときは丸々と太っていてだんだん南下してくるにしたがって痩せてくるんだそうですよ。
根室でとれるサンマはその「丸々」の段階でとるものなので、通称「トロサンマ」とか言われてるくらいの脂のノリなんですよ。だから刺身で食べても焼いても本当においしいんです。
目黒のサンマ祭同様会場には地平線の向こうまで続く網で皆がひたすらジュウジュウと焼いて食べるというもの。その果てしない様子を写真に収めようとがんばったんですが、ものすごい煙であんまり良く見えないですね。


建築と建築家と設計事務所と住宅と横浜と家族と・・・
シキナミカズヤ建築研究所