こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
パートナーのことを
「あなたの、そういうところステキよね」
って伝えたのに、イヤな顔をされてしまったなんていう経験はありませんか?
本心で言っているのに
「そんな心にもないことを」
なんて言われて傷ついてしまったことはないでしょうか?
「人は褒められると嬉しい」
というのは、自分を正当に評価できている人に当てはまることです。
褒められるのが嬉しいというよりも
「私のことをわかってもらえたのが嬉しい」
という感じでしょうか。
人からの評価と自己概念が一致するので
「この人は本当の私をわかってくれた」
というところに繋がるようです。
自分のことを正当に評価できない人にとっては、せっかくの褒め言葉が自分に対するものという感じがしなかったり、気の毒な自分を慰めるために気休め程度にお世辞を言っているように感じてしまうことがあるんです。
つまり、自分で自分を評価出来ないと、相手からの褒め言葉が受け取れないわけです。
「オレってダメな男だよな」
と感じている人にとって、自分に対する褒めことばは「わざとらしい」と感じます。
そして、「ダメじゃん」と否定されれば、その評価は自己概念に一致しますから
「俺のことを理解してもらえた」
というような感じがしてしまうこともあります。
でも自分を正当に評価できないままですと、自分に自信が持てませんから、限界まで我慢したり良い人を演じたりして、無理が祟ってメンタルのバランスを欠いてしまうことがあります。
あるいは自分を大きく見せようとして威張ったり、人を見下したりすることもあるかもしれません。
ですから、その人に自信を持ってもらえるように、魅力を伝えたり、認めたり、褒めたりしていくことはとても大切です。
そうは言っても、自分の言葉を受け取ってもらえなかったり、信じてもらえなければ、とても傷ついてしまいますよね。
でも、伝えることを「ムダだ」と諦めないでくださいね。
何度も何度も伝え続けてください。
人は繰り返し発生するものを事実として受入れます。
今はどんなに褒めても「そんなことない」と否定されてしまうかもしれませんが、繰り返し伝えることで最終的に相手は納得していきます。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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