- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
インドの植民地とカースト制度の話
Sちゃんのスピーチは英語で始まりました
子どもたちはさっきまで日本語で話してたSちゃんが
英語で話し始めてすこし驚いた様子でした
でも 耳を傾けて一生懸命聞き取ろうとしていました
通訳はお母様です
内容は「植民地のこと・カースト制度のこと」
どちらもマイナスイメージのテーマと感じる方もいらっしゃるでしょう
しかし 内容はとても前向きな素晴らしいものでした
私はこういうスピーチは大好きです
かいつまんでまとめますと
①インドはイギリスの植民地になったけれど
おかげで英語という置き土産をもらったこと
不平や不満ばかり述べていないで
受け入れて いかに「活かす」か
そんなお手本がインドにはあるということを
子どもたちはどのように受け止めたでしょう
②もうひとつはカースト制度です
同じ学校に違うカーストの子どもたちも学んでいる
しかし「いじめ」はない
職業に就くための平等は困難なこともあるが
実際に努力して努力して自分のなりたい自分になった人の話
子どもたちはどのように感じ取ったでしょう
そして それらのことを子どもたちは
これからどのように活かしてくれるでしょう
Sちゃんは聡明で チャーミングです
スピーチするSちゃんは更に魅力的でした
日本の子どもたちもたくさんの刺激をもらったことでしょう
そして英語を学ぶ気力が沸いて来たのではないでしょうか
日本は植民地の歴史がない
でも英語がはなせない
日本にはカースト制度はない
でもいじめがある
休み時間の子どもたち
「英語が話せてすごい なのに日本語も上手」
「いじめがないのはいいなぁ~」
こんな感想が聞こえてきました
先生に感想文をお願いしてみましょう
日本の子どもたちのみなさん!
自分の国のこと話せますか?
これを機会に日本のこと話せるようにできたら良いですね
英語で文章を作っておいて覚えておけば
話せるようになりますね
インドのことを知ることができてよかったですね
しかも 同世代の少し先輩から
お互いがそれぞれの違いも受け入れて
想いを馳せ合っていってほしいと
つくづく感じるのであります
未来は皆さんたちの手で創るのです
Sちゃん ありがとうございました
お母様 ありがとうございました
6-2の先生 ありがとうございました
副校長先生 ありがとうございました
カンナ・プロジェクトHP canna-project.com
カンナは1945年8月あの広島の原爆投下のあと爆心地820mで1ヶ月で咲いてくれて
「生きられるよ!」をくれた花です。しかし、忘れ去られて60年。
今、子どもたちと再びカンナを咲かせ、世界中にバトンを繋いでいます。
「世界中の人の心に平和と希望の花を咲かせよう!」