「こちらの陶器のポットには、紅茶の葉が入っておりますが、時間が経つと出過ぎてしまって苦くなってしまいますので、その時は、こちらのステンレスのポットのお湯を差し湯していただいてお味の調整をされて下さい」
紅茶を頼んだら、写真のようなポットをふたつ持って来てくださり、その意味を丁寧に説明してくれたのは、吉祥寺東急の裏手にある多奈加亭です。
この店は、手作りケーキと焼きたてパン、本格紅茶を愉しめるとうたっている、創業1977年の老舗のカフェです。
紅茶やコーヒーの専門店って、それぞれのお店ごとにたくさんのこだわりがあり、サービスにも特徴があります。
先日ご紹介した、アフタヌーンティールームでは、カップの取っ手のこだわりをご紹介しました。
あれも、素晴らしいこだわりですよね。
同じように、この多奈加亭にも、こだわりがあります。
それが、差し湯のサービスです。
しかも、最初から出てきます。ちなみに、その差し湯用ポットはステンレス製なので、中のお湯はなかなか冷めません。かなり熱々状態のを用意しているんでしょうね。
この配慮が素晴らしい!
さらに、細かいことですが、ミルクティー用のミルクがきちんと温められているのです。
一般に、紅茶を注文したときには、ミルクかレモンをおつけしますか?と尋ねられる事が多いですよね。
私は、いつもミルクをお願いします。
しかし、そのミルクが「冷たい」事が多いのです。
冷たいとせっかくの紅茶が、ガクッと冷めちゃいます。
これはかなりショックを受けますよね。
なので、このミルクが温めてられていると、その配慮にとても嬉しくなります。
それにしても、なぜ、紅茶やコーヒーの専門店でも、ミルクは温めてくれない店があるんでしょうね?
ファーストフードやファミレスならば、最初からあまり期待はしていないんですが、カフェや専門店で冷たいのを出されると残念な気分になります。
まあ、痛まないようにしている配慮だとは思いますが、冷蔵庫から出したての冷たいミルクを出されると、むちゃくちゃ悲しくなっちゃいます。
専門店ならば、紅茶やコーヒーを美味しく飲ませることをとことん考えているはずなのです。
その為に、紅茶葉の管理やコーヒー豆の焙煎の方法など、色々なこだわりを追求しているはずなのです。
なのに・・・
せっかくの熱々の紅茶をぬるくしてしまうような冷たいミルクを出してくる・・・
でも、多奈加亭は違いました。
彼らの姿勢からは、たくさんのこだわりが、きちんと私にも伝わってきました。
さすが激戦区の吉祥寺で、38年やってきているだけありますよね。
もちろん、客席はいつも満席です。
みなさん、よくご存じなんですね。
※多奈加亭の公式ホームページはこちら
http://www.tanaka-tei.co.jp/
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