こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
「家の居心地を良くするために、お掃除を頑張ってます」
「食事も丁寧に作ってます」
「夫を褒めてます」
「感謝の気もちを伝えてます」
でも
「修復のためのアドバイスは、片っ端からやり尽くしたのに、どうして上手くいかないの?」
ってこと、ありませんか?
「幸せなパートナーシップは、大人の男性と大人の女性による対等な関係のもとに成り立っている」
↑
修復のためには、ここがすごく大事なポイントなんです。
対等な大人の男女なので、「主従関係」や「親子関係」になってしまうと、上手くいかないんですね。
それを大前提に、なぜ上手くいかないのかを探っていくと、大抵2つの原因にたどり着きます。
【原因1】行動に感情が伴っていない
よくある修復のためのアドバイスは、相手に対する愛情を表現するためのものです。
ですが、夫への愛が抜け落ちたまま修復のための手段だけを淡々と義務のようにやり続けていると、どれだけ褒めようが、どれだけ居心地よく家を整えようが、夫の心には響かないんです。
そうなってくると妻の存在は、女性というよりもお世話をしてくれるお母さんのような感じになってしまいます。
夫婦の一方が親のようになってしまったら、夫婦の対等性が崩れますから、どんなに努力しても上手くいきません。
このケースの場合、鍵となるのは「夫への思い」です。
何かしてあげたときに
「俺は妻にとって、どれほど大事な存在なのか」
と感じてもらえることを目指して、行動に感情をのせていきましょう。
【原因2】オーダーしたものじゃないからイヤだ
「もう一度愛されるために頑張ろう!!」
と思って努力するときというのは
「私は我慢してこれをやりますから、どうか夫が○○してくれますように」
的な期待をしていることがあります。
でも期待通りの反応が返ってこなかったとき、妻はそれを自分への愛情として認めないんです。
そこには
「私はこんなに頑張っているんだから、私の望むとおりに愛をちょうだいよ」
という、相手をコントロールしたい気持ちがあるんです。
「あなたのために一生懸命ご飯を作っているんだから、もっと優しくしてよ」
「毎日感謝のことばを伝えるから、メールの返信をちゃんとしてよ」
みたいな感じです。
自分を支配しようとする相手と対等なパートナーシップは築けませんよね。
このケースで鍵となるのは、相手の言動に愛を見つける力を養うこと。
自分が望む形でなくとも、夫は愛情を示してくれているかもしれません。
それを見てあげようとしてみてください。
いずれのケースにしろ、修復のために必要なのは「手段」ではありません。
大事なのは、ハートです。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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