激怒の世代連鎖

こんにちは(^^♪

夫婦のためのカウンセラー：中西由里です。

人は、自分と親との関係性を、子どもとの間で再現します。

親から理不尽に激しい怒りをぶつけられて育つと、子どもは自信を失い、自分を否定するようになります。

でも、ず～っと自分を否定しているのって、辛いですよね。

だから人を侮辱し、理不尽に怒鳴り散らすことで自分を大きく見せようとします。

つまり、激怒する人の根底にある問題は、自己否定なんですね。

ということは、怖くて強そうに見えた親も、実は自己否定に苦しんでいたのかもしれません。

前に「怒りはエネルギー」だとお伝えしました。

激怒しているときは、エネルギーに満ち溢れますので、自分の中に大きなパワーを感じます。

普段は自信のない自分が強くなったかのように錯覚することもあるでしょう。

そうなっちゃうと、もうやめられないですよね。

だから、いつのまにか激怒が嗜癖になっていきます。

それはまるで、幼い自分を理不尽に怒鳴りつけていた、あの日の親のよう。

気がつけばかつての親のように、自分も我が子に理不尽な怒りをぶつけずにはいられなくなってしまうんです。

そんな自分を嫌悪して、怒ることを自分に禁止しようとする人もいます。

でも、それってとっても不自然だし、極端なやり方です。

だって怒りは、人間に必要なものなのですから。

怒りの扱いかたを身に付ければ、それでOK。

怒らないようにする必要はありません。

すべての女性をヒロインに

ふぃ～めぇる・みしま　代表　中西由里　でした。