- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
10月1日今日は衣替えです
日本は四季のある緯度に位置する国です
季節に応じて服装を楽しむことができます
春には淡い色の服 夏にはビビットな色 秋は・・・など
ウール 羊毛 コットン レース 革 毛皮・・・・
素材も色も様々に楽しむことができますね
学生や企業の制服ではとくに「夏服」「冬服」と年に2度
一斉に衣替えが行われます
それが6月1日と10月1日なのです
衣替えは強制的なものではなくあくまで習慣ですが
学校や企業の制服においてはある意味強制的であります
最近は随分とゆるやかで幅をもたせていますので
暑さ寒さを個人的に少し考慮することができます
今日町に出たら 何となく
「町の色」がちがうことに気づくのではないでしょうか
衣替えの習慣は平安時代の宮中行事から始まったのです
中国の風習に倣ったのが始まりだと言われています
当時は「更衣」と呼んでいました
天皇の着替えの役目を持つ女官の職名も「更衣」でしたので
下々のものは「更衣」とは言わず「衣替え」としたのですね
日本は四季の移り変わりの中で暮らしますので
住居の特質からも季節にあわせた調度品も取り替えたりしました
茶道を致しておりますと そのことがよくわかります
天下太平の世になりますと文化が栄えますので
武家の制服は年4回衣替えをしてようです
袷~帷子(単衣)~袷~綿入れだったそうです
明治になり洋服へと変ると
役人・軍人・警察官の制服も洋装となりました
夏服と冬服の衣替えの時期も今のように制定されました
6月Ⅰ日と10月Ⅰ日です
今日は随分涼しくなりましたね
通勤の景色が変りますね
私も単衣の着物をしまい
袷の着物に入れ替えをしなくては
畳紙いろいろ