
- 森 幸夫
- 低コスト・リフォーム研究会
- 埼玉県
- 代表
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
第四項
『安く仕上げる方法の落とし穴とは?』
屋根のリフォームというと、今ある瓦をなどの屋根を剥がして新しい屋根材を張る、
いわゆる『葺き替え』をイメージされる方が多いと思います。
しかし、実は屋根のリフォームの方法は、葺き替えだけではありません。
他にも『塗装』や『かぶせ葺き』といった方法もあるのです。
ではそれぞれご説明致します。
■塗装
この方法はコロニアルや金属屋根の場合に用いれらる方法です。
(陶器瓦の場合、塗装することはありません)
文字通り、屋根材の上からペンキなどの塗料を塗ることによって
、耐水性や耐久性をアップさせる方法です。
『葺き替え』や『かぶせ葺き』に比べると、費用は安くてすみますが、
コロニアルの場合、3~5年ごとに塗装をする必要がありますので、
永い目で見れば『葺き替え』してしまった方がお得な場合もあります。
数年後に建て替える予定があるような場合などは、
一時的な処置として『塗装』を選択される分にはよろしいでしょう。
ちなみに、費用の目安は、屋根面積50㎡の場合で25~38万ほどです。
■かぶせ葺き(重ね葺き)
『かぶせ葺き』というのは、今ある屋根材を剥がさずに、その上から新しい屋根材を張る方法です。
現状がコロニアルの場合によく行われます。
(表面が平らな屋根の場合のみ可能で、陶器瓦のような凹凸のある屋根の場合はできません)
剥がす手間が要らない分、『葺き替え』よりも費用が安くすむといったメリットがあります。
但し、下地が腐っていたり、穴があいていたりしている場合あh、お勧めできない方法です。
ちなみに、費用の目安は、屋根面積50㎡で約55万ほどです。
■葺き替え
『葺き替え』は、古い屋根材を剥がして、新しい屋根材に葺き替える方法です。
どんあ屋根材に対しても可能で、特に下地材の傷みが激しい場合は、
この方法でないと対応できません。
ちなみに、費用の目安は、屋根面積50㎡の場合で約68円ほどです。
次回、第五項は『屋根葺き替えの流れとは?』です。
ではまた次回をお楽しみに!
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