- 釜口 博
- BYSプランニング ファイナンシャルプランナー
- ファイナンシャルプランナー
対象:生命保険・医療保険
- 岡崎 謙二
- (ファイナンシャルプランナー)
BYSプランニングの釜口です。
今回は、
「保険のプロが入るがん保険として密かに人気だった
AIG富士生命のがんベスト・ゴールドがとうとう販売終了になる」
についてお伝えいたします。
7月以降は「がんベスト・ゴールドα」という商品名になり内容も改定。
先進医療特約の上限金額が2,000万円までに改定されます。
ですが、保険料は、なんと!1.5倍~2倍に跳ね上がります。
「がんベスト・ゴールド」は、インターネットや雑誌などで、
ファイナンシャルプランナーがすすめるがん保険として、
常に上位にランクインしていた保険です。
AIG富士生命がマイナーな保険会社だけに、発売当時は今ほど
認知度があったがん保険ではなかったのですが、
近年、がん罹患率の上昇とともに、知る人ぞ知るがん保険として
認知度が上がってきました。
この保険の特徴は、
1.上皮内がん、皮膚がんなどでもがん診断金がおりる(複数回)
2.がん(上皮内がん、皮膚がん含む)と診断された段階で、
保険料の払込が免除される
3.主契約であるがん診断給付金のみでも加入ができる
4.健康医療相談サービス(T-PEChttp://www.t-pec.co.jp/)が
利用できる
1の上皮内がんや皮膚がんについては、現在販売されている各社の
がん保険のほとんどが対象となっていますので、それほどのメリット
ではありませんが、
2の保険料の払込免除は、強烈なインパクトがあります。
悪性がんになった場合に払込免除になる保険会社はありますが、
上皮内がんや皮膚がんでも払込免除になるがん保険は、
現状はないからです。
3については、がん診断金、がん入院、がん手術、がん通院(退院)
がパックになっているがん保険がほとんど。
がん保険で一番助かるがん診断一時金のみで加入できる保険会社
はあまりありません。
4の健康医療相談サービスについては、被保険者本人と同居の親族
であれば、医療や介護、また健康や育児についてまで幅広く相談が
できるサービスと、セカンドオピニオンサービスも受けられます。
(新商品のがんベスト・ゴールドαでも利用できます)
顧客にとってメリットのある保険商品は、
必ず販売停止になる運命にあります。
良いがん保険を探している方は、6月までに検討された方が賢明!
ご質問やご不明な点がありましたら、
お気軽にご連絡下さい。
メール:waku@bys-planning.com
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