心と身体の関係 - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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先日このサイトのページ&コラムにデビュー☆彡させて頂いた日に、初めてこちらのQ&A(質問コーナー)でもアドバイスを差し上げる機会がございました。

 

そのお悩みがダイエットに関するものでしたので、今日はその時の私のアドバイスの中に書いた「心と身体の関係」というものに触れてみたいと思います。

 

心にストレスを感じていると、無意識に身体はその緊張感から強張ってしまいます。そしてその強張りは知らず知らずに内臓にも影響を及ぼしています。

その内臓の機能がうまく働かずアンバランスになると、身体の代謝であるとか排泄であるとかに乱れが生じ、それが肥満や痩せ過ぎの原因になっているという事ですね。

過食や拒食になるという事も、原因はこのストレスからというのは皆様も良くご存知でしょう。

 

そこで問題になるのがこのストレスというものですが、これがなかなか厄介な所があります。何故なら人間には"思考する頭"というものがあるからです。

 

人間は不快なものから逃げたいという防衛本能がありますから、ストレスを避けようとする心理が働きます。

大概はそのストレスの原因に目を向けずに、他のものに気を逸らしたり、頭で考えてストレスを無かった事の様に誤魔化したり、又自分を慰める様な行為に逃げたりして(良くあるのが過食の行為)、知らず知らず無意識に自分の正直な気持ちに蓋をしたり奥の方に押し込めたりしているのですね。

(ストレスにより太るタイプの方と痩せるタイプの方がいらっしゃいますが、それは性格の違いや体質の違いなどによります)

 

太ってしまう場合も、体質により固太りタイプ(筋肉質)や、脂肪や水分を溜め込んでしまうぽっちゃりタイプの方などがいらっしゃいますが、実はそれもその方の性格が身体に表れているのですね。

 

固太りの方は怒りを中に溜め込んでいて頑固な方が多いです。(笑)

そしてぽっちゃりタイプの方は自分を悲観したりする性格の方が多く、無意識に自分を庇護しようとする心理が身体に出ていますね。

つまり脂肪で自分を庇護しようとする訳なのです。

 

 

人間というのは複雑なのでケースも又人それぞれ微妙に違いますが、ダイエットに一番効果的なのは自分の内面に向き合い、ストレスの元になっている原因を探り解消して行く事だと私は感じています。

 

根本原因が解消できれば劇的に体質改善に向かうケースもありますから(食欲が正常になり、その人に一番見合った体型になる=美しく健康になる)、ダイエットを目指す方は外の努力(食生活の改善や運動)と共に、ご自分を静かに内観される時間を持つと良いかもしれません。

 

 

 

 

 

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カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年