ハウスメーカーの注文住宅は今が買い時？？

■消費増税で受注激減！？

注文住宅の契約では消費増税前の駆け込み需要で昨年の９月までは好調だった。

しかしながら、それ以降の受注は厳しい状況が続いている。

大手ハウスメーカー各社は軒並み２、３０％の受注ダウン。

で、結局のところ平均してみると、さほど受注が伸びたというわけでもなさそうだ。

そうなると、受注競争が激しくなり、大幅値引きも目立つ。

■ハウスメーカーの住宅は買い時？？？

そんなことで、このところのＨＭの値引きはかなりしている様子だ。

去年の９月までの受注分は現在、工事中が大半。

遅くとも年内にはほぼ受注分は完成してしまう。

そうなると、この時期の受注は非常に重要なものとなっている。

今や各社で見積もりを取るのは一般的だ。

しかし、ＨＭではなかなか詳細の見積もりを出さない。

ひどい場合は契約の時に初めて詳しい見積もりがでる。

これでは、なかなか検討し難い状況だ。

■契約前には必ず詳細見積もりを！

この数カ月、注文住宅の契約前後のサポートを行っているが、大半は詳細見積もりをなかなか出さない。

契約まで概算や簡易的な計算書で家の見積もりをしている。

下手すると、どんな仕様や設備が付くのか全くわからない。

そのため、そうした資料をＨＭの担当に求めるのだが、契約の話が先になる。

それほど受注が厳しいという雰囲気だ。

中にはすごい値引き金額を提示してきたＨＭもある。

そんな数字を見れば、気持ちは揺らぐが数字の信ぴょう性はなくなる。

また、こうした場合には解体や地盤補強などの付帯工事費用が非常に高い。

つまり、本体で値引きした分を必ずやらなければならない付帯工事費で取り戻している感がある。

そんな場合の見積もりは「一式」いくらという見積もりばかり。

結果、トータルでは大幅値引きの効果が全くといっていいほど薄れてしまう。

契約ごとはいつでもできるもの。

一生に一度という買いモノを詳細見積もりも見ずに契約するのはいささか怖いものだ。

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