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「花は盛りに月は隈なきをのみ見るものかは」
徒然草１３７段
大好きなフレーズです
今宵（４月１０日）新宿 で見た月がきれいでした
半月ですね
ビルの谷間に見る月も
大自然の中で見る月も
ほんとうにうつくしいです
花は盛りに月は隈なきをのみ見るものかは
雨に対ひて月を恋ひ
垂れこめて春の行衛知らぬもなほあはれに情深し
咲きぬべきほどの梢
散り萎れたる庭などこそ見所多けれ
歌の詞書にも
『花見にまかれりけるに早く散り過ぎにければ』とも
『障る事ありてまからで』なども書けるは
『花を見て』と言へるに劣れる事かは
花の散り
月の傾くを慕ふ習ひはさる事なれど
殊にかたくななる人ぞ
『この枝、かの枝散りにけり 今は見所なし』などは言ふめる
東京は散りゆく桜吹雪
葉桜
八重桜となりましたが
今宵
月の満ちるのを待ちわびながら
桜の開花を待つ
北の地
その地の今宵のお月様と桜のつぼみの膨らみに
想いを馳せながら
北の地の友に想いを馳せられることに感謝です
１４日
かの北の地に参ります
満開の桜が迎えてくれそうです
２０１３年４月須坂市満開の弁天さんの桜 （photo by Rino）
