理研に欠如している組織という視点 - 広報・PR・IR全般 - 専門家プロファイル

中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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閲覧数順 2017年07月26日更新

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理研に欠如している組織という視点

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昨日、小保方晴子氏が弁護士と共に記者会見を実施。NHK、テレ朝、TBS、フジが生中継という異例の扱いであり、注目の高さがうかがい知れます。

専門家でもないため詳しい状況は解らず、真偽のほどは全く判断できませんが、私が気になっている視点はSTAP細胞の有無ではなく、理化学研究所という組織が何なのかという点です。

今年の1月末、外部刺激を与えることで体細胞を初期化し、生体組織分化できる多能性を持った細胞(STAP細胞)の作製方法を世界で初めて発表。

当然、これは小保方晴子氏個人で発表したモノではなく、あくまでも
独立行政法人理化学研究所
発生・再生科学総合研究センター
細胞リプログラミング研究ユニット ユニットリーダーとしてでのこと。

それにも関わらず、連日マスメディアを世間を巻き込んだ騒動になっている構図は、なぜか理化学研究所 VS 小保方晴子氏となっています。

小保方氏は昨日の会見では、理研に対するコメントを求められても、一研究員、一職員としての立場を弁え、一貫して非常に理研に配慮したコメントをしていた様に思います。

それに対し理研側は、自身の職員である小保方氏を個人攻撃。
・発表前のチェック体制はどうなってたのか?
・理研でいうユニットリーダーはどれ程のものなのか?
 誰がどの様な基準でユニットリーダーにしたのか?
・理研はあくまでも組織としては機能しておらず、個人商店の研究者が集まる商店街のようなものなのか?
・若手研究者育成を行う考えはないのか?
・個人を責める前に組織としての反省点はないのか?

などと疑問が湧き出ます。

また理研は外部有識者による「研究不正再発防止のための改革委員会」を開くことを既に決めている。未だ今回の原因も結論も何もでていないこのタイミングで...。

私には、単にSTAP細胞の件はすでに終わっている。出来ればなかったことにしたい。すぐにでも話題を変えたい。というような思惑が働いている様にしか見えません。

今回の一連の報道を垣間見た中で、理研には素晴らしい研究者はおられるのだろうが、「理研という組織」に疑問を抱かずにはいられません。ウィキペディアによると理研は以前から不正が多いという現状が記載されており、そういった状況をみれば今回の対応も頷けます。

理研側が昨夜、一連の調査は不十分という小保方氏のコメントに対し、不十分であれば発表はしていないと回答した模様。
ではなぜ、ちょっと調べただけで判明するようなものを理研として発表させてのか。

理研は表面的な問題にしか捉えておらず、コメントをするたびに信用なり価値を下げていくように思います。
「特定国立開発法人(仮称)」の認定を受けたいのであれば、今回の問題についても上辺だけで議論せずに徹底的に原因究明や組織、意識改革などが必要に思います。

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