- 葉玉 義則
- ニューボイスジャパン株式会社 代表者
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
(写真右)こだわり社長として更新中のブログは、社長ブログランキングで1位!
今回は、当コラム初の試みで「誌上インタビュー」を企画してみました。
記念すべき第1回のゲストは「社長ブログ」ランキングNo.1のカリスマ社長ブロガーである
株式会社レバレッジの只石昌幸社長です。
既にオールアバウト内で、記事紹介もされています。
http://allabout.co.jp/career/entrepreneur/closeup/CU20080520A/
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http://ameblo.jp/lev/
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現状、人材マーケットは売り手市場であり、リクルート活動に投下する投資金額だけで
勝負すると、中小企業は、大手に確実に勝てない時代に入っています。
そんな採用難の時代にあって、毎週のように求人の問い合わせが入る企業があります。
社員数たった4名の小さな会社。しかも、創業以来、リクルートに対し、有料広告の出稿など、
お金をかけて人材募集したことが「一切ない」、とのこと。
なのに、なぜ、入社希望者が続出するのか?
その会社こそ、今回ご紹介する只石社長の経営される株式会社レバレッジです。
そのユニークなリクルート戦略に、迫ってみましょう。
>[葉玉]
このたびは、本企画にご協賛いただき、ありがとうございました。
まず、最初に、只石社長のご経歴と会社の特徴を教えてください。
>[只石社長]
こちらこそ、宜しくお願いします。
今日まで、起業して3年目になります。その前までは、一部上場企業(株式会社キーエンス)で
営業マンをやっていました。しかし、営業成績はドンビリ。結局、3年と2ヶ月で退職してしまい
ました。
その後は、なにをやっていいのか、明確な目標や夢が持てず、さまよった時代。不安と恐怖に
苛まれ、すべての行動が空回りし、生活苦のために日銭を稼ぐような毎日を送っていました。
起業のきっかけは、先輩経営者にもらった1台のパソコンでした。一切、インターネットの知識が
ない状態で、たまたま話があったHPの制作を前金にて受注。その時に、死ぬ気で納品に漕ぎ
着けてから、HPの制作を請け負うようになりました。
HPを作り続けて辿り着いた答えは、
『もう、HPをつくって掲げるだけの時代は終わった。HPでいかにブランド力を
発信出来るかがカギ』
というものでした。
>[葉玉]
人材確保に悩んでいる中小企業に、只石社長なりのアドバイスをお願い出来ますか。
>[只石社長]
悩んでいる方には、悩む前に、今日まで人材確保のために何をやってきたのかを再度見つめ
直して欲しいと思います。悩んでいる企業に限って、大手を意識し、同じ採用方法をとって
いる会社が多いのではないでしょうか?
リクルート募集サイトに多大なお金を投資して、宣伝広告のスペースを増やし、目に触れる
面積を増やすだけでは、結果は得られません。結局、資本投入額の多い大手と無駄に張り合う
だけ。
今の求職者たちは、確実に、オフィシャルサイトを見にきています。求人サイトにお金を
投じる前に、もう一度、オフィシャルサイトを見直すべきではないでしょうか?
経営理念は、ほかの会社でも掲げられるような抽象的な理念になってないか?
どういう人を求めていて、その人に何を与えられるのか記載されているのか?
その会社に入社したら、どんなワクワクが待っているのか?
リクルート募集サイトを通じた企業像は、あくまでも広告的に認識されてしまいますが、
オフィシャルサイト内は、真実味を持って受け止めてもらえます。それなのに、何も手を
打たないのは、実にもったいないことです。
そして、最近では、ブログなどで経営者の姿を日々開示することで、よりリアルな理念や
行動を伝えることもできます。ブログ文化がここまで浸透したからこそ、ぜひ、経営者には
先頭きって、単なる日記てきなブログではなく、リクルート戦略を意識したブログの更新に
チャレンジしてほしいです。
>[葉玉]
自分の存在の小ささに悩み、職場での人間関係や評価に悩んでらっしゃる方々へ、
何かアドバイスをお願い出来ますか。
>[只石社長]
大事なのは「求めてばかりいないか?」という事だと思います。
常に与える人になってほしいですし、与え続けてさえいれば、環境はかわるものです。環境の
せいではなく、上司のせいではなく、経営者のせいでもない。という事を、強く意識してくだ
さい。
もちろん、社員に夢を与えられてない会社にも、当然問題があると思います。最近の若い方は、
就職時に、給与の額面よりも、将来の夢を求めている、というアンケート結果もありますし。
>[葉玉]
今、求職者は、どんな会社に魅力を感じているのでしょうか。
>[只石社長]
リクルートを取り巻く環境は、変わってきていると思います。
働く理由が『自分の夢の実現のため』といった求職者が確実に増えてきている時代です。
あとは、この変化に企業側が気づくだけ。もう、社員は代替可能な歯車ではない、という事を。
どこかの大手企業の社長さんが言っていましたが、今年の新入社員は『伝書鳩』なんだそうです。
言われたら行動を始めるし、目的地点も教えてあげないと動かない。でも、本当にそうでしょうか?
コントロールしようとしているからではないでしょうか?
もっと、仕事を与える前に、その仕事がその社員にとって、自分の夢にどのように関係している
のかを、きちんと教えてあげれば、もっと考えてくれるようになると思います。
>[葉玉]
本日は、お忙しい中、ありがとうございました。最後に、転職やキャリア形成に悩む
オールアバウト読者の方へ、只石社長からの応援メッセージをお願いします。
>[只石社長]
自分の夢を信じてください。もし、夢がないなら、自分らしさを追求してみてください。
安易に転職しちゃったり、職場を変えていても、すべてを環境のせいにばかりして、根本で
ある自分自身が変化しないことには、求め続ける青い鳥と一緒で、理想の居場所は一生手に
入りません。
友達と語り合い、自分の良さを聞いてみましょう。自分では気づかない良さを、発見出来ると
思います。
僕は、どん底から這い上がりました。不可能はないと確信してます。たった一度の人生、
自分らしさを追求し、そのために、会社を利用するくらいの気持ちで、転職に臨んでみて
ください。
【了】 m(_ _)m 最後まで、ご高覧いただき、ありがとうございました。