京町屋の改修風景(水周り棟) - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

荒木 勇
株式会社アラキ工務店 代表取締役
京都府
工務店

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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京町屋の改修風景(水周り棟)

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木造住宅の施工
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 京町屋の改修風景(水周り棟)



大抵の京町家は、

水まわりが母屋から離れています。

これは、もともと、排水に陶管が使われていたため良く水が漏れました。
母屋が水にやられるのを防ぐために、わざと母屋から分離したと考えられています。

でも、やっぱり、バリアフリーでないし、冬は寒いです(
_
)。

それで、改修する時は、母屋と水周り棟をつなげてしまう事が多いです。


この写真では、西川くんが、牛田くんが写っています。

うちの若手の成長頭です。

いつも、社長は怒られています。

「もうちょっといい材料いれてよ〜」とか、

「外材はやめて、国産材を使いましょうよ〜」とか(笑)。


(でもね〜、予算があるのよ、、予算。。)

この写真でも梁に米松を使っています。
地松の方がいいのがわかっていますが、なかなか乾燥材がありません。

ついに、京都市内(除く京北)で、材料を挽いてくれる製材屋さんが全て廃業しちゃいました。


テレビでは木の家がいいって宣伝してるのに、実際は、製品化されているものしか売れないんですよね〜


かなりがっくりきてます。

(やむなく、美山や京北で挽いてもってきてもらってます。環境にやさしくないです)



(株)アラキ工務店


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