- 荒木 勇
- 株式会社アラキ工務店 代表取締役
- 京都府
- 工務店
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
京町屋の改修風景(水周り棟)
大抵の京町家は、
水まわりが母屋から離れています。
これは、もともと、排水に陶管が使われていたため良く水が漏れました。
母屋が水にやられるのを防ぐために、わざと母屋から分離したと考えられています。
でも、やっぱり、バリアフリーでないし、冬は寒いです(
_)。
それで、改修する時は、母屋と水周り棟をつなげてしまう事が多いです。
この写真では、西川くんが、牛田くんが写っています。
うちの若手の成長頭です。
いつも、社長は怒られています。
「もうちょっといい材料いれてよ〜」とか、
「外材はやめて、国産材を使いましょうよ〜」とか(笑)。
(でもね〜、予算があるのよ、、予算。。)
この写真でも梁に米松を使っています。
地松の方がいいのがわかっていますが、なかなか乾燥材がありません。
ついに、京都市内(除く京北)で、材料を挽いてくれる製材屋さんが全て廃業しちゃいました。
テレビでは木の家がいいって宣伝してるのに、実際は、製品化されているものしか売れないんですよね〜
かなりがっくりきてます。
(やむなく、美山や京北で挽いてもってきてもらってます。環境にやさしくないです)
(株)アラキ工務店
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