- 各務 謙司
- カガミ建築計画 建築家
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
雨の合い間をぬって、大田区の三世帯住宅N邸の
地縄張りの確認を行ないました。
地縄張りとは?
地縄張りはと、これから立てようとする住宅が、
設計図通りに、敷地の中にうまくレイアウトできるかを
確認する作業です。
図面に記入されている外周周りの通り芯を、
実際の敷地に当てはめてみます。
地面に青や赤色の杭が打たれ、
各杭を黄色い糸で結ぶことで、
「建物のおおよその配置を決定」します。
ほぼ図面通りぴったりに!
昔は、お施主様から頂いた敷地図が古いもので、
寸法がずれていたり、角度の間違いなどで、
現場でビックリといった事もありました。
最近は敷地測量もレーザー機器を使い、
図面のコンピューターで書いていますので、
共に、相当な精度が出ています。
今回も、5〜10ミリ程度の誤差がありましたが、
杭の打ち方や糸の張りかたの誤差程度ですので、
許容誤差と考えられます。
この段階での精度は、ほぼピッタリといえます!
既に埋めた戻した防空壕と住宅の絡みも、
予想通りでした。
これからは、半地下を掘り始める工事が始まります。
カガミ建築計画 各務謙司
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