上手な色使いのために…色のしくみ - インテリアコーディネート全般 - 専門家プロファイル

安部 かつみ
インテリアコーディネーター

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閲覧数順 2024年12月10日更新

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上手な色使いのために…色のしくみ

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豆知識 いろ(色彩)・・・その不思議
「インテリアがどうもすっきりしない…」
これはお部屋の中の色使いが原因のひとつかも知れません。

上手な色使いのために、''色のしくみ''を知りましょう。


色のしくみ


色には有彩色と''無彩色''があります。
有彩色とは、赤、青、黄のように色味のある色。
無彩色とは白、グレイ、黒のように色味のない色をいいます。

無彩色が持っている色の性質は''明度''(=明るさ)のみ。
有彩色は3つの性質、''明度''(=明るさ)''彩度''(=鮮やかさ)''色相''(=色味)を持っています。


明度とは
色の明るさのこと
白に近づくほど明度が高く、黒に近いほど明度が低いといいます。
たとえばクリーム色などは明度が高く、紺色などは明度が低くなります。

彩度とは
色の鮮やかさのこと。
たとえば、ヴィヴィッドカラーは彩度が高く、白、黒、グレーに近いほど彩度が低くなります

色相とは
赤、黄、緑、青、紫…などの色味のことです。
色味を虹色の順に並べ環にしたものを色相環といいます。(写真参考)
色味により受けるイメージが違いますね。
たとえば「赤は情熱的」とか「緑はさわやか」とか…

トーンとは
色の調子のこと。
明度と彩度を同時にあらわしたものです。
写真は色相は赤でいろいろなトーンをあらわしたものですが、
同じ色相の色でもトーン(明度と彩度)によりイメージが違うことがわかります。
「かわいらしい」「おだやかな」「やさしい」「おもたい」…などです。



色そのものや、色の組み合わせから受ける感じはいろいろありますが、
色相と''トーン''を知ると、ある程度理論的にバランスよく色を組み合わせることができます。