こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
もしもシンデレラがピーターパンと結婚したら?
というおはなしです▼
【登場人物】
●シンデレラ(シンデレラコンプレックス)・のちのウェンディ
「誰かが私を変えてくれる」
「他者によって幸せにしてもらいたい」
という依存的な願望を持つ、自立できない女性。
高学歴で、キャリアウーマンであることが多く、社会的には自立しているようにみえるが、内心は劣等感でいっぱい。
嫌われること、見捨てられること、自分を否定されること、傷つけられることを怖れる。
他者から良く思われたいがために、機嫌をとったり、世話を焼いたりする。
過保護で教育熱心な家庭で育つケースが多い。
●ピーターパン(ピーターパンシンドローム)
他者に無関心、無責任。
自分に自信がない(その分、プライドは高い)
感情が乏しい。
自己チュー。
現実から逃避する。
性的なコンプレックス、親へのコンプレックスを持つ。
中流~上流家庭にホワイトカラーの父と専業主婦の母の間に生まれた長男で、経済的に親に依存しており、高学歴だが努力を怠るため、転職を繰り返す(byダン・カイリー)
仕事しない。仕事しても、すぐ辞める。給料は俺が稼いだ俺の金。
過保護、過干渉な家庭で育つケースが多い。
【あらすじ】
シンデレラは
「いつか王子様が迎えに来てくれる」
と願っていました。
そんなシンデレラの目の前に、ピーターパンが現れました。
シンデレラにとって、ピーターパンは
「私を幸せにしてくれる王子さま」
に見えます。
だから、どんなに酷いことをされても、どんなに粗末に扱われても、シンデレラは彼が悪いとは思えません。
だって、王子さまが間違っているわけないし、悪いわけないもん。
「王子さまが悪くないなら、悪いのはわたしに違いない」
そう思うしかありません。
だからシンデレラは
「私が至らないせいでごめんなさい」
と、自分を犠牲にして、まるでおかあさんのようにピーターパンのおせわに明け暮れるようになっていきます。
幸せにしてもらうことを夢見たシンデレラは、いつのまにかウェンディのようになってしまいました。
おかあさん代わりのウェンディがいるから、大人になんてならなくて済みます。
ピーターパンは、やりたい放題。
ますます自己チューで無責任になっていきました。
【まとめ】
シンデレラコンプレックスを持つ女性がピーターパン・シンドロームの男性と一緒になると、女性は「ウェンディ・ジレンマ」に陥りやすい。
「ピーターパンシンドローム」を提唱した心理学者ダン・カイリーは、ウェンディ・ジレンマから抜け出すためには、ティンカーベルのようになることだと言っています。
ティンクみたいになる方法については、また機会があればご紹介したいと思います。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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