Wakaba-Houseでもリクエストいただき、玄関脇の壁面に鏡を貼ることになりました。
右の写真は、寝室からリビングルーム方面を見たところ。
床面まで鏡を貼ることで、杉の床板がずーっとつながっていくように見えますね。見る場所、角度によっては、床だけでなく家具もつながっているように見えます。(鏡に映りこんだ景色が空間に自然に溶け込んでいて、慣れないうちはうっかり鏡面にぶつかりそうになるくらい。。。すぐに慣れますけどね!)
このように、鏡は周りの景色も映すことで、空間に広がりを与え、「自分の姿を映す」という実利的な効果だけでなく、狭く感じられがちな部屋(玄関など)を広く見せる視覚的な効果も生み出してくれるのです。
また、外の緑が映り込んだり、部屋の奥まで光がさしこんだり、、、使い方次第で実に活躍してくれる建材だと思います。
村上建築設計室