Perl のちょっといい話 - システム開発・導入全般 - 専門家プロファイル

井上 みやび子
すぐ使える株式会社 代表取締役
東京都
Webエンジニア

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清水 圭一
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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Perl のちょっといい話

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徒然 IT 考
2008年5月のゴールデンウィーク中、本屋をふらふらしていたら「小飼弾のアルファギークに逢ってきた」という本があったので買って読んでみました。

内容は、エンジニアの小飼弾さんが旬なエンジニア達にインタビューしている、雑誌「WEB+DB PRESS」の連載記事をまとめたもの。

インタビュー対象者に、私の愛用しているプログラミング言語 Perl(※1) の開発者 Larry Wall もいました。
その中でビックリ、Larry は優秀な技術者な訳ですが、ある会社をレイオフされた後暫く「公的に失業」していた事があったそうです。

(※1 オープンソースで開発され、無償で提供されている。)


もちろんその間、プログラミング言語 Perl の開発をやっていた訳で、いわば進んで失業状態にあったとは思いますが、その間の事を曰く、

弾: 失業中に(Perl6の開発をせずに他の仕事をして)給料が支払われていたとしたら...。
Larry: 3000万円くらいにはなっていたでしょう。
弾: 3000万円棒に振るとは、太っ腹ですね。
Larry: (私は)金持ちです。どれだけ持っているかではなく、どれだけ与えることができるかというのが金持ちの定義なら。


こういう Larry が Perl 文化の根底を成しているから、私は Perl を離れられないのかなと思います。

今の生活の糧も、仕事の楽しさも、もの作りの喜びも、みんな Larry が与えてくれたようなものです。
ありがとう、Larry!

Perl 開発 ウェブウェア・オルグ