第842号:有益な無駄
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2013/06/18
第842号:有益な無駄
ここ数十年の不景気で、如何にコストカット
するかが産業界の第一命題になって来ました。
その為、かつてはリスクを吸収するための余裕
が全ての作業の中に含まれていましたが、今では
リスク覚悟でコスト削減だけに目を向けています。
言い換えれば、何かトラブルが発生しない事を
祈りながらギャンブル的に仕事をしているのです。
明らかに不当なコストは当然カットすべきですが、
人の曖昧さ、頑張れる限界を考えた余裕、遊びは
有益な無駄と言えます。
皆さんも余り無理をせず、有益な無駄を積極的に
活用しましょう。頑張れば成果は生まれますが、
同時に新たなリスクも生まれるのですから。
【6月18日って?】
1877年の今日、大森貝塚を発見したアメリカの
動物学者モースがはじめて来日した事から、
今日は「考古学出発の日」だそうです。
毎日見慣れた風景では発見はないという
事なのでしょう。
今日は、太古の世界を見つめ直すのも良し、
見慣れた風景を視点を変えて見るのも良し、
記念日に相応しい行動をしましょう。
※暦の情報はWikipediaを参照しています。
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