- 真鍋 貴臣
- 香洋ファイナンシャル・プランニング事務所 代表者
- 香川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
http://www.labornetjp.org/news/2013/0428hakkin
【記事抜粋】
紙媒体にとって生き残るのが苦しいこの時代に、新しい新聞が発行されることになった。その名も「発禁新聞」。4月11日に創刊されたA4サイズのかわら版は、デジタル時代に生じる情報格差をなくす試みとして注目されている。
【抜粋終了】
・こちらに対する私の見解 ⇒ そもそも情報はたくさん持っている方が便利で幸せだ
■発禁新聞は面白い取組…でも
現在の様な情報化社会では情報を入手するより遮断する方が難しく、入手する情報も玉石混合、嘘と真実が入り乱れているという状況です。
このような環境において、正しい情報を元に正しい行動を起こすのはどれほど難しい事でしょう。
今回の「発禁新聞」も然り。
非常に面白い試みだと思いますが、「発禁=真実」と安直に判断してしまう事の危険性も感じてしまいます。
なんとなくですが、「ネットで真実を知ってしまった」と有頂天になっていた、在りし日の自分を見ているようで気恥ずかしい限りです。
■情報の背景には「物語」がある
ネットを開くと、そこは情報のオンパレードです。
これは止めようがありません。
また、通常人間は多すぎる情報を処理できません。
しかも、「整理されていない情報」であれば猶更です。
だからこそ、メディアなどは、情報に「色」を付けて物語を作るのです。
自分自身に判断基準を持たない人は、こうして他人が作った物語を信じてしまいます。
■情報化時代の行動指針
では、多すぎる情報を適切に処理して、他人の作った物語に乗せられないためにはどうすればいいのでしょうか?
これに対する回答は、非常に月並みですが「自分で勉強し、自分で考える力を養う=リテラシーを養う」しかありえません。
また、その為の勉強は「正統なもの」をベースにして取り組むという事です。
以前の記事(http://ameblo.jp/koyo-fp/entry-11519596072.html)でも書きましたが、異端や派生であっても、基本的には「正統派」のロジックをベースにしたものが多いためです。
情報は、遮断しようとしても無視して飛び込んできますし、無いよりは有る方がいいと思います。
しかし、それならばこそ、知識と知性で自分自身の見識を養い、「自分の意見」として処理できるようになりたいものです。
「ネットde真実」を鵜呑みにして、周囲に吹聴するイタイ人にならないためにも…(多少の自戒もこめつつ)
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