子供の片づけ ②
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子どもが片づけない理由
娘の部屋がとても人様にお見せできないほどひどい状況で、
足の踏み場もないほどいつも散らかっています。
脱いだ服は床に散乱、洗濯物も一緒に散乱し、しまいには洗濯物
なのか汚れた服なのかもわからなくなりごちゃ混ぜ状態に。
整理整頓が苦手で、学校のお便りや授業で使うプリントが
ぐちゃぐちゃです。おまけに塾のプリントも多くて何が何だか
わからなくなっています。
ランドセルも塾のバッグも底にプリントがたまっています。
放って置いたら、服は脱ぎっぱなし、飲んだペットボトルも食べかけ
のお菓子やパンも机に置きっぱなしになっています。
勉強しない、片づけをしない、手伝いをしない。
いくら叱ってもやらないんです。
叱るのが悪いかと思って放っておいたら
今度はそれをいいことに結局何もやらなくなってしまって・・・
依頼を受けてトレーニングに伺うと愚痴とも相談ともつかない話は
続きます。お母さんのイライラ感は十分伝わってきます。
お母さん 「なぜ、ウチの子どもは片づけられないのでしょうか。」
アドバイザー 「子供たちは、なぜ、片づけるのか? 理由をわかっていますか?」
お母さん 「片づけないと気持ち悪いし、片づけると気分がいい。それにお客様が来た時に恥ずかしし…。それはいつもきちんと伝えています。」
アドバイザー 「伝えると伝わるは同じようで全然違うんですよ。 結果として伝わっていなかったら、いくら伝えたと言っても関係ありません。本当に子どもたちに伝わっているのでしょうか?」
お母さん、もう一度家の中を見渡してみてください。
玄関に靴が出しっぱなしになっていませんか?
リビングやキッチンは片づいていますか?
お母さんがいくら子どもに机を片づけなさい、
部屋を掃除しなさいと言っていても、
家の中が片づいてなければ絶対に子どもは言うことをききません。
子どもは親にに対して文句を言ったりしません。
でも心の中できっとこう言っています。
お母さんだって、お父さんだって片づけてないじゃない!
お母さんやお父さんに言われる筋合いは無いよ!っ てね。
人が人を変えることはできなません。
だからこそ、お母さんがが変わりたいと思った時にきっと子どもたちも
変わるのでしょう。子どもたちに片付けができるようになってもらいたい
と思ったら親がまず環境を整えてあげる。
実は・・・お母さんはお父さんにも手を焼いています。
片づけはお母さんひとりでやるものではありません。
お父さんの協力や後方支援も大事です。
そして、お母さんがが変わった時に間違いなく子供たちも変わります。
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