賃貸マンションの部屋内の臭気について - コラム - 専門家プロファイル

柳 一幸
株式会社アライバル 
東京都
不動産業

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閲覧数順 2024年05月07日更新

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賃貸マンションの部屋内の臭気について

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皆様こんにちは。

アライバルの柳です。

 

今回のコラムは賃貸マンションの部屋内の臭気(におい)について書きたいと思います。

 

皆様がお部屋探しをされる際に、必ず内覧をされると思いますが、

内覧で部屋に入ると、下水の臭いがする部屋に遭遇したことは無いでしょうか?

 

空室期間が長い部屋や、夏場の暑い時期にこの様な部屋に遭遇することがありますが、

欠陥マンションではないのでご安心ください。

 

下水の臭いの原因を解説したいと思います。

 

賃貸マンションの排水設備(キッチンの排水口・トイレ・洗濯機置場の排水口・

お風呂の排水口等)には『排水トラップ』というしかけがしてあります。

『排水トラップ』とは、排水設備の配管の途中に設けられた下水道の悪臭やガスが室内に

入ることを防ぐ装置です。

ご自宅でキッチンや洗面台の下を覗くと、配管がS字に折れている部分を目にすると思いますが、

その部分が『排水トラップ』です。

排水口と下水管がまっすぐつながっていると、下水管からの臭いが直接排水口から上がってきて

しますので、排水口と下水管の間にS字の『排水トラップ』をつくり、そこに水を貯めることで

下水の臭いを『排水トラップ』に貯めた水でシャットアウトすることができます。

このことを『封水』と言います。

 

この『封水』が長期間空室だったり、夏の暑い時期になると蒸発して切れてしまうので、下水の臭気が

してくることがあるのです。

ですので、排水管に水を流すことで『排水トラップ』に『封水』をすることができるので、臭気は治まります。

 

内覧をして部屋は気に入ったけど、臭いが気になると言う方は、『封水』をすることで臭いは下水道から

上がってこなくなり、換気をすることで臭気は無くなりますのでご安心ください。

 

本来は募集中の物件は管理会社の方がこまめに封水のチェックをすることが好ましいのですが、

この様なことも稀に有りますので覚えておいてください。

(高級賃貸マンションの場合は、管理がしっかりしているので、滅多にこの様なことは有りませんが・・・。)

 

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