今日はいよいよ、具体的な『物件の選び方』へと、お話しを進めていきたいと思います。
ひとくちに『物件の選び方』と申しましても、「マンション(区分所有)」と「アパート(一棟もの)」では、
選ぶポイントが少し違ってまいります。
それはどうしてかと申しますと、(極端な言い方で申し訳ないのですが)
マンションは“収益を生む箱”であり、アパートは''“地べたが命”''という違いがあるからです。
ですので、おおまかに選び方のポイントを書かせていただきますと、
マンションは、 1.立地 2.管理(共用部分が大切)
アパートは、 1.立地 2.管理(建物全体の保存状態) 3.道路付け・地型
となってまいります。
1.の立地に関しましては、マンションもアパートもほとんど条件は同じだと思います。
・駅から近い 10分以内がベター できれば5−6分以内
・JR沿線かor私鉄沿線か 駅周辺の商圏の大きさをとるかor住環境の良さをとるか
・都心へ向かうのかor職(学)住接近なのか 行動線(ベクトル)はどちらを向いているのか
・近くにコンビニ、スーパー、レンタルビデオ、クリーニング屋などはあるか
・帰り道は明るいかor商店街を抜けて行くのか
・マンションの周りは静かかor賑やかか 日当たりor開放感
こうやって書き出してみますと、つくづく不動産というものに、100点満点はないなぁーと思ってしまいます。
それはどうしてかといいますと、地べたにくっついているからなのですね。
長所と短所のバランスの中で、どこまで短所を受け入れられるかが、不動産の購入のポイントとなってくると思います。
【5】へ続く・・・。