硝子を「切る」 その4 - インテリアコーディネート全般 - 専門家プロファイル

宇留賀 正輝
代表取締役
東京都
インテリアデザイナー 窓装飾アドバイザー

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対象:インテリアコーディネート

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閲覧数順 2024年12月12日更新

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硝子を「切る」 その4

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仕事 職人としての独り言
ローラーカッターの先についている滑車は、鋼鉄とはいえダイヤモンドより柔らかいので硝子にしっかり食らいついている感じがします。

ダイヤモンドカッターは点でガラスと接しているので力加減を注意しないと360度どの方向にも行ってします。また、その3でも少し書いたようにダイヤの力が集中する一点が確実にガラスと直角に接していないと全く切れてくれません。
「お前にはまだ俺は扱えねえよ、出直して来な!」気難しい職人って感じです。

それに比べローラーカッターは進行方向は前と後。とはっきりとしています。
持つ角度(ガラスに当てる角度)も割と広い範囲で切る事が出来ます。
「心の広い奴」って感じです。

カッターの寿命は2000メートルなんてカタログに記載している物も有りますが、私のカッターはいずれもその数倍走っている長距離ランナーでいつも気持ちよく切れてくれます。

しかし、道具と言うのは構造の簡単なものほど使う人間の力量が顕著に出ますよね。
ゲンノウ(とんかち)も、ノコギリも、手持ちの道具は使い手の息づかいまで仕上がりに影響してきます。


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