硝子を「切る」 その5 - インテリアコーディネート全般 - 専門家プロファイル

宇留賀 正輝
代表取締役
東京都
インテリアデザイナー 窓装飾アドバイザー

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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硝子を「切る」 その5

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仕事 職人としての独り言
一般的に堅い材料を切るのには電動工具を使うと思います。
たとえば木工。大きな板から短冊状の板を10枚とりたいという時、ノコギリ一本で全部切ると言う人は余りいないでしょう。
普通は丸鋸、一般の方はDIYなどでパネルソーのお世話になる場合も多いと思います。
曲線を切り出すのはルーターや、ジグソー。金属だったら今はレーザーでしょうか?
いずれも精度が必要な切断には電動工具がメインになると思います。

しかし、ステンドグラスはほとんどが手作業です。
ダイヤ、ローラーの違いは有っても直線、曲線どんな形でも硝子カッター!
2ミリ、3ミリの薄い板から10ミリ、まあそれ以上の物でも基本的にこいつだけです。

考えてみたらステンドグラスでは全行程を通じて電動工具は殆ど使いません!
使うのは「ルーター」と言われるダイヤの電動ヤスリの様な簡単な機械と半田ごてだけ。
他の工芸に比べると驚くほど原始的ですねぇ。今さらながら驚きます。

でも、ステンドグラス屋はなぜガラスを切るのに機械を使わないと思いますか?


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