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「言向けや和す（ことむけやわす）」古事記より
この言葉に誘われて行ってきました
言葉（言霊）を向けて相手に和らぎを与える
ような意味です
これは
恕（じょ）に似ている
訓読みは「ゆるす」です
「ゆるす」のは
何でもかんでも「いいよ」と甘やかすのでではなく
「受け入れる」と言うことです
これは辞書にはない自論ですが
受け入れることだと 私は解いています
「そうですか」
「大変でしたね」
「なるほど」
うなずき・・・・
まず これによって人は心が和らぐのです
もうひとつは
「想いを馳せる」ことです
あなたに想いを致す
あなたの身になって想う
あなたに想いを遣る
「おもいやり」です
言葉を向けることで相手に和ぎをあたえることです
まさに「言向けや和す」です
これは古事記にある言葉ですが
ほとんど知られていません
「恕」は孔子の言葉ですが
やはり ほとんど知られていません
この二つの言葉
同じような運命をたどっています
私は「恕」を伝え続けています
「恕」
論語に二回しか登場しないですが
もっとも大事な精神だと私は思いますし
孔子先生がそうおっしゃっています
子貢問いていわく いち言にして以て終身之を行う可きものありや
子いわく それ「恕」か 己の欲せざるところ 人に施す事勿れ
しかしながら
このひと言にして為すべきことのなんと難しいことか・・・・
「言向けや和す」を伝える講演があると言うので
出かけてみました
会場の「言向けや和す」
「恕」橘書
どれにも「口」と言う漢字が入っています
「口」は神様に祈るという意味が漢字にあります
「口」はです
言向けや和す にもひとつずつで３つの
恕 にもひとつ
橘凛保 には❤が４つも入っています
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