- 大関 浩伸
- 株式会社フォートラスト 代表取締役 FP技能士
- 東京都
- 保険アドバイザー
対象:保険設計・保険見直し
「保険=生活保障」という狭い視野でしか捉えていないことを立証しているようなものです。
たしかに、主体は「保険=生活保障」かも知れません。
であれば、社会保険で十分ではないでしょうかと私は逆に突っ込みたくなります(笑)
生命保険の役割は、「最低限度の生活を支える」ではなく、
「万が一のために、経済的なリスクの補填をする」ことである筈ですよね。
つまり、年収3,000万円の人は、万が一の時に、その収入ダウン分を保険で穴埋めしたい・・
というニーズがあるでしょうし、
3,000万円の貯蓄がある人は、万が一の時に、生活費捻出のためにその貯蓄を崩したくない・・
というニーズがあるかも知れません。
また、掲題を唱えるFPは、「相続対策に生命保険が最適であるということ」
をご存知ないのでしょう。
資産形成という面を熱く語るわりには、「資産保全」の重要性の認識が不足している
ようですね。
これらを理解できないまま、掲題の持論を主張し続けるFPを、皆さんは専門家だと
認定できますか?
(続く)