[再雇用制]延長に見る中高年労働力の重要性 - キャリアプラン全般 - 専門家プロファイル

葉玉 義則
ニューボイスジャパン株式会社 代表者
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2024年04月22日更新

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[再雇用制]延長に見る中高年労働力の重要性

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ニュース快説
JR西日本、再雇用制を延長・2012年以降の退職者も対象

標記の記事が、つい先日、3月21日付の日経産業新聞(ネット記事)に
載っていましたが、ベビーブーム〔団塊〕世代の大量退職により、問題と
なっている技術継承の解決策として、この再雇用制度は、技術系の分野で
支持を得ている制度でもあります。

30年〜40年という中で培われた技術は、そう簡単には収得出来ないもので
しょうし、こういった制度を通し、中高年の力が必要とされ、社会に還元
される流れは、もっともっと認知され、活用されるべきでしょう。

転職市場においても、中高年の活力を取り入れる雇用策の導入を!

子育て支援策の導入を促進する時代の流れと併せ、有能な女性を積極的に
(再)雇用しようという意欲が、各企業間においても高まっていますが、
中高年層については、今だに、消極的な姿勢を保持しているようです。

一部の企業〔オリックス等〕は、中高年層の豊富な知識や経験を、既存の
組織に上手に取り入れ、成功している(業績を上げている)ようですが、
ほとんどの企業では、応募さえ難しいのが現状です。

この問題の本質は、企業側にも、中高年層の側にも、あるように感じます。

「契約社員」制度の弾力的な運用が、鍵を握っているのかも?!

企業側の懸念としては、成果に見合わない賃金の高さ、フットワークの
重さ、等々があるでしょうし、中高年層の側には、蓄えたノウハウや経験を
上手に引き出してもらえない“いらだち”があるのかもしれません。

双方の懸念や不信を払拭する手立てとして、「契約社員」といった制度を
弾力的に取り入れ、運用する試みも、一つの解決の方向性かもしれません。

※ 4月からは、週2〜3回のペースで、様々なテーマに沿って、引き
  続き、本コラムを執筆していきたいと思います。今後とも、ご高覧
  の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

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