
- 宇江野 加子
- スロータイズ 出産・育児期女性の為のキャリアカウンセラー
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
”正しさ”ではなく”自然かどうか”を大切にする―出産・育児期を楽しむ方法
-
ご無沙汰しております。皆さんお元気ですか?
出産・育児期女性の為のキャリアカウンセラー宇江野加子です。
本コラムをお読み頂き、誠に有難うございます。
さて、前回は、「育児期の葛藤を成長の糧として頂きたい」という
私の想いを書かせて頂きましたが、今回は、そのひとつを書かせて頂きます。
そのひとつとは“正しさ”ではなく「自然な視点」を大切にしましょう”ということです。
母として正しいか
正しい育児とは
正しい生き方とは
正しいコミュニケーションとは・・
育児期は特に、答えを自分の外に求め、
結局自分の気持ちや想いが後回しになってしまいがちです。
私もかつてそうでした。
子育てをしていても
家事をしていても
仕事をしていても
常に「正しい答え」を求め「~すべき」に縛られていました。
でも、正解探しにクタクタに疲れてしまった時、あることに気付いたのです。
それは「人も自然の一部」という考えです。
そして正しさを求めるあまりに自然の法則を無視した、
文字通り「不自然な生き方」をしていることに気付いたのです。
“正しさ探し”にムキになり、疲れきった自分を省みました。
それ以来「自然かどうか」を大切にするようにしたところ大きな変化が訪れました。
疲れてしまったときも
出来ない事があるときも
思うようにいかないときも
それが自然ならそれでよしとする考え方が身についたのです。
子どもの育児が思うようにならないことがあっても、子ども自身も一人の人間。
自分の意思が有って、私の意見と違うことがあっても「自然なこと」
夫と意見が合わないことがあっても、
お互いの育ったバックグラウンドが違うので「自然なこと」
時に疲れていつもにこやかでいられないことがあっても「自然なこと」
意見の違うママ友がいても、価値観は人それぞれ。違うことは「自然なこと」
と捉えられるようになったのです。
そして更に、一見ネガティブな事も一旦「自然なこと」と受け入れることで
いろんなことを多角的に考えられるようになりました。
例えば、同じクラスの親御さんから不合理なことを言われたこともありましたが
その方の置かれた状況などをいろいろ考えて
「あの方は、今は大変なときなんだな。こんな時はお互い様で、ま、いいか」と
不要な波風を立てずにすむなど、
「正しいかどうか」の視点を大切にしていた時よりどんどん楽に生きれるようになっています。
育児期の葛藤の中で、「正しさ」の限界を体験的に知ることが出来たからこそ得られたことだと思っています。
もし、今貴方が「正しい○○」を求めて疲れていたら、
「自然なこと」と受け止めてみることからはじめて見て下さいね。
出産・育児期のあなたに参考にして頂ければとても嬉しいです。
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