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須永 豪
スナガ ゴウコラム一覧
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ああいう人
■2005.12.23(fri) やたらに白くて、やたらにカッコよくて、やたらに生活感のない、 見栄のかたまりみたいな家を、 やたらにスカした夫婦が、ワインなんか飲みながら、 何をカンチガイしてるのか、なんだか偉そうに案内するテレビ番組を見ていて、 イヤーな気持ちになった。 「・・・どうする?ああいう建て主さんがウチに来たら・・・」と、つぶやいてみると、 「来ないでしょ。ああいう人は、あなたのとこ...(続きを読む)
ゴミ
■2005.12.22(thu)
一週間ほど前からだろうか、
コドモが「ゴミ」というコトバを言うようになった。
じつは、ゴミの定義というのは、けっこう難しい。
簡単に言えば、「いらなくなったらゴミ」ということであるが、
いるか・いらないか、は主観である。
初めからゴミとして生まれてくるものなど、ほとんどあり得ないわけで、
「もうこれはゴミである」と誰かが判断する時点があるわけだ。
その判断までは、...(続きを読む)
加湿
■2005.12.21(wed)
加湿器をかった。
・・・・・・。
買った。
いや、誰が何と言おうと、これは加湿器である。
・・・・・・正直言うと買ったわけではないけど、
これはやっぱり加湿器である。
ルックスは貧乏臭いが、加湿性能は間違いない。
加湿器を買うまでの応急措置のつもりだったけど、
なんだかこれで充分になってしまった。
イッタンモメンではない。加湿器である。(続きを読む)
帯捨てる派
■2005.12.20(tue)
本の帯を全部捨てた。
先日読んだあるアンケートで
「本の帯は、 つけておくorはずす」
という問いがあった。
『つけておく』も『はずす』も半々くらいの回答率だったと思うけど、
『はずす』とした、ある人の理由として、
「もう自分のモノだから」という答えがあった。
ガーン!
そんなわけで、ある日突然に
帯の貧乏臭さを突きつけられてしまった私は、
長年所属してきました帯...(続きを読む)
どうしても信じられなかった その2
とっさに・・・体は動けなかった。 一瞬おいて、僕より5mほど前にいた他の男性が駆けつけ、 電車が停車するまでのあいだ、その酔っぱらいがモゾモゾ動かぬようにしっかり抱えたおかげで、 何事もなく停車し、(きっと車掌は全然見ていなかったのだろう)普通に発車した。 この出来事に僕はショックを受けた。 いくらなんでも、こんなにも愚かな酔っぱらいがいるのかと信じられなかったし、 予想もできなことを目にして唖然...(続きを読む)
どうしても信じられなかった その1
■2005.12.19(mon) 電車がホームに入ってきた。 「ゴト・・・」という音がして、目をやったら、 酔っぱらいがホームの端に座り込んじゃって、 滑る電車の車体に、座椅子にでも腰掛けるように自分の背中を寄っかかろうとしている。 もうゆっくりだけど、それでもいちおう電車は動いている。 寄り掛かろうとして車体にはじき飛ばされ、 ホームの端ギリギリでゴロリと寝っ転がりそうな姿勢で、 酔っぱらいは、...(続きを読む)
大いなるカンチガイ
■2005.12.18(sun)
忘年会の席で、
「俺にはね、子供がいないから親とか子ってのを『冷静』に見れているよ」
と、老人に片足突っ込んだくらいのオッサンが得意気な顔でのたまってた。
コドモなんていう、ハナから何の見返りも期待していないところで、
ただただ情熱を注ぐことなど、
盲目的にバカになっちゃってる実の親でない限りできないもの。
冷静で終わっていく人生なんて、オラ嫌だな。
ヨダレ出ちゃ...(続きを読む)
人に迷惑を
■2005.12.17(sat) 「人に迷惑を掛けていないのに、何でダメなんだ」 という中学生の問いに 「人に迷惑を掛けなければ何をやってもいいのか」 と答えたオトナがいたという。 このオトナを、僕は支持する。 自分がすることの判断基準が、 「人に迷惑をかけているかどうか」 というのでは、実に貧困だ。 「自分の、生き方・モラル・信念・その他諸々に問い合わせて、 やるか・やらぬか。」それだけだ。 コ...(続きを読む)
あと9年
■2005.12.16(fri) スポーツ新聞の『早すぎる70歳の死』という見出しを見て瞬間的に思ったのは 「・・・ぜんぜん早くないでしょ。だってもう70じゃぁ」 と思った直後に、 (じゃぁウチのオヤジはあと9年か・・・) と、気がついた。 確かにそれは・・・早い。 でも、自分の意に関係なく、 生き物ってのはそういうスピードでそういうサイクルなのだということは、 どうやら、分かっておいた方が良さそ...(続きを読む)
文才
■2005.12.15(thu) クライアントからもらったメールの文章に、こんな一文があった。 「・・・その理由は複雑にして、言葉で表現できません。」 この一行、先方は中身らしいことを一つも書いていないのに、 読む人にとっては、その一行の中にものすごいイマジネーションを含んで、 確実に何かが伝わってくる。 この一文が有るのと無いのとでは大違い。 書かずして伝える。この文才に、 「すげぇなぁ・・・」...(続きを読む)
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