須永 豪(建築家)- コラム「【デンキとエコ 3/6】」 - 専門家プロファイル

須永 豪
響きあう木の空間

須永 豪

スナガ ゴウ
( 長野県 / 建築家 )
須永豪・サバイバルデザイン 
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【デンキとエコ 3/6】

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建築的 2009-06-20 21:45
ソーラーパネルは降り注ぐ太陽の光で発電ができ、送電しないからロスもなく理想的に思えます。
ただそのソーラーパネルの製造過程で多くの石油を使いCO2が発生するのでむしろ悪い、というはなしがあります。
またソーラーパネルの下では電磁波を浴びることになる、というはなしもあります。
その真偽と程度問題は、僕には追求しようがありませんし、ジャーナリストでもないので深くは突っ込みませんが、
環境と健康に「?」がつくものは、あまりクライアントにお薦めはしません。
もちろん太陽のエネルギーは発電以外にも有効な使い道があります。
太陽熱で水を温めお湯にするソーラー温水器は、子供にでもわかる単純な仕組みで、実績もすでに数十年ある設備です。
ガスもまた枯渇が心配されているエネルギーで、石油があと40年、ガスはあと60年と言われています。
発電パネルに200万円投資し電気を月1万円分産み出させ20年で元を取るよりも、
太陽温水器に30万円投資しガス代を月3千円分産み出させ10年で元を取る方が、
コンパクトだし社会の予期せぬ落とし穴も少ないと思います。
太陽温水器はかつては壊れやすい製品も多かったようですが、現在では改良され耐久性はグンと高くなっています。
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