響きあう木の空間
須永 豪
スナガ ゴウ
(
長野県 / 建築家
)
須永豪・サバイバルデザイン
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惜しい
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建築的
2006-11-20 00:00
以前にも開発者の藩繁さんの話は講演会で聞いていたし、
SE構法の採用を見当していた物件もあるので、たいへん良く出来たフレームだということは知っている。
いつも、間取りに左右されないしガッシリしたフレームなので長寿命の建物ができる、ということが強調される。
ただ、家を長く持たせるためには、フレーム構造だけの問題ではなく、
シロアリや腐りはどうか、雨漏りがちゃんと発見できるか、
1回は遭遇することになる大震災の際の経済負担、また大震災による大火災との関係、
いろいろ総合的にクリアしていなければ、良く出来たフレームも机上の空論になってしまう。
そういった現実の問題と解決のことは今回も語られなかった。
いい構法だと僕も思う。
それだけに、惜しいなぁ、とも思う。
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