吉武 利恵(人の印象の専門家)- コラム「プレゼンテーション 39 ~プレゼンテーションでの押し引き~」 - 専門家プロファイル

吉武 利恵
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント

吉武 利恵

ヨシタケ リエ
( 東京都 / 人の印象の専門家 )
リリア株式会社 代表取締役
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プレゼンテーション 39 ~プレゼンテーションでの押し引き~

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プレゼンテーション 2012-05-14 11:00

あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?

 

今回は、「プレゼンテーション・15個のチェック」の

15個目「15. 熱意と自信はありますか?」から、

「プレゼンテーションでの押し引き」をご紹介します。

 

プレゼンテーションは色々な場面が想定されます。

その中で、聞く相手が既に興味を持っている場合は、話やすいですね。

逆に、相手が興味をもっていない場合は、話にくいところからスタートしていきます。

 

よく、恋愛の話に例えられることがあります。

こちらが押せば、相手が引く。

こちらが引けば、相手が押す。

 

プレゼンテーションでも、コミュニケーションのやりとりに近い状況が起こります。

プレゼンテーションの場面では主語は相手です。

 

◆  プレゼンテーションでの押し引き ◆

 

1. 相手が引いていれば、こちらが押す

 

相手が引いているという状態は、「興味がなさそう」、「あまり重要だと思っていない」、「話がつまらない」という態度が見受けらるときです。

引いているときの相手の態度は、

・ずっと下を向いていたり

・目は虚ろ

・イスに浅く腰掛け姿勢が悪い状態

・ペンなどの小物をいじっていたりする

こちらが熱く語ることで、場の温度を上昇させ、相手の気持ちをこちらに引き寄せましょう。

 

その時は、

声のボリュームは大きく、声のトーンも高めで、抑揚をつけ、語尾をしっかりとしめ、相手と目を合わせ、身振り手振りのボディーランゲージを加えます。

相手が、座り直して背筋を伸ばしたり、前のめりの前傾姿勢になったり、目を見開いたり、視線が合うボディランゲージになれば、相手が押してきた合図です。

 

2. 相手が押していれば、こちらが引く

 

相手が押している場合は2つあります。

1つ目は、事前に興味があることがわかっているいる状況

2つ目は、話の途中で、興味がある態度に変わったとき

相手が押していることがわかれば、こちらは落ち着いて話ましょう。

 

その時は、

声のボリュームを落としても聞いていてくれます。声のトーンは少し低くてもかまいません、ゆっくりはっきりと話します。

論理的な組立の内容で、語りかけるように話します。

 

 

プレゼンテーションで、押しているときは情熱的な印象を与え、引いているときは自信のある印象を与える演出を心がけてください。

 

1対Nの状況でも押すと引くで無言のコミュニケーションが発生しています。

話すことでいっぱいいっぱいになることも多いと思いますが、主語を相手にして、押し引きを意識してみませんか?

 

 

・元々、あなたの傾向は押す派? 引く派?

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