あなたは、プレゼンテーションが上手くなりたいですか?
プレゼンテーションの目的ともいえる「相手に理解、納得してもらうためにできること」について取り上げています。
前回は、自分の言葉で伝えられる部分に特化することをご紹介しました。
今回は「場面転換を取り入れる」をご紹介してまいります。
相手に理解、納得してもらうためには、集中して聞いてもらう必要があります。
プレゼンテーションでの集中とは、相手が興味を持って、もっと聞きたいと感じてもらうことです。
映画を見ていても、実際の時間より、長く感じるものもあれば、短く感じるものがあります。プレゼンテーションも長く感じるものと短く感じるものがありますよね。
長く感じていたなら、相手の興味は薄れている証拠です。そのうちに睡魔に引き込まれるか、他の事を考えはじめるでしょう。
もし、短く感じていたなら、興味を持って集中して聞いている証拠です。
楽しい時間はあっという間に終わってしまいますよね。それと同じ状況です。
映画や小説では、時間経過に沿って、出来後の順を追うだけのストーリーはあまり見かけません。なぜなら、それでは人の心を引きつけ続けることが難しいからでしょう。
話の途中で、過去の話に戻ったり、違う場面に移動したりと、ストーリーにアクセントをつけたシナリオを作ることで、相手の興味を引きつけ続けるテクニックを利用しています。
これが場面転換です。
こんなにも効果的な手法があるのなら、真似をしないのは勿体ないと思いませんか?
ぜひ、プレゼンテーションにも場面転換を取り入れてみましょう。
次回は場面転換の例をご紹介します。
・あなたのプレゼンテーションに場面転換を取り入れるとしたら、どこに何を入れますか?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「プレゼンテーション」のコラム
プレゼンテーション 100 ~興味をもってもらう3つの切り口~(2013/08/05 13:08)
プレゼンテーション 99 ~情報を開示する~(2013/07/29 11:07)
プレゼンテーション 98 ~コントラストを付たシナリオ作り~(2013/07/22 11:07)
プレゼンテーション 96 ~自分の言葉で伝える~(2013/07/08 11:07)
プレゼンテーション 95 ~本当に理解していることだけを伝える~(2013/07/01 11:07)
このコラムに類似したコラム
【受講者感想vol.485】 先生ご自身の多くの講師経験から,セミナー講師としての心構えやテクニックも学べた タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2020/09/05 22:00)
「それではわかりません!」ウェビナー(Web+Seminarの造語だけど、ちょっといいづらいなあ)の覚え書き① 西部 直樹 - ビジネススキル講師(2020/05/22 10:40)
【受講者感想vol.390】 昨日のプレゼンの結果、最優秀賞をとることができました!ご指導のおかげです タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2018/10/13 22:00)
【受講者感想vol.370】 プレゼン発表まで2週間、自分で仕上げれるアドバイスやポイント指導をいただけた タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2018/05/12 22:00)
【受講者感想vol.345】 パワポ初心者だとお話ししたところPPtのご指導もセッションに入れて下さり感謝 タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2017/11/11 22:00)