吉武 利恵
ヨシタケ リエグループ
プレゼンテーション 96 ~自分の言葉で伝える~
-
あなたは、プレゼンテーションが上手くなりたいですか?
プレゼンテーションの目的ともいえる「相手に理解、納得してもらうためにできること」について取り上げています。
前回は、本当に理解していることだけを伝えるメリットをご紹介しました。
今回は「自分の言葉で伝える」をご紹介してまいります。
人から聞いた話を自分の言葉で説明しようと試みるも「上手くできない・・・」と気付いた時は、「もう説明を始めた手前やめられない・・・」なんてことありますよね。
そんな時は人から聞いた言葉を、そのまま利用して説明していませんか?
自分の言葉と他人の言葉にはギャップがあります。
相手は五感で違和感を感るものです。
自分の言葉なら、自信を持って話せても、人の言葉には自信がもてません。
自信が持てなければ、声のトーンが下がり、声の張りが消え、声のボリュームも小さくなるでしょう。
姿勢も悪く、目線も定まらなくなります。
その部分に触れられないように早口になったり、その部分を避ける行動を取ることもあるでしょう。
益々、相手は違和感を感じ、相手に理解、納得してもらうことは難しくなります。
無理に多くの事を伝えるよりも、自分が理解し、納得していて、自分の言葉で伝えられる部分に特化することをお勧めします。
なぜならば、相手は言葉だけではなく外見からもメッセージを読み取っています。
自分の言葉なら、自信がみなぎり、相手に信頼感を与えることで、相手に理解、納得してもらうことに繋がっていきます。
・他人の言葉を自分の言葉に言い換える練習をしていますか?
「プレゼンテーション」のコラム
プレゼンテーション 100 ~興味をもってもらう3つの切り口~(2013/08/05 13:08)
プレゼンテーション 99 ~情報を開示する~(2013/07/29 11:07)
プレゼンテーション 98 ~コントラストを付たシナリオ作り~(2013/07/22 11:07)
プレゼンテーション 97 ~場面転換を取り入れる~(2013/07/15 11:07)
プレゼンテーション 95 ~本当に理解していることだけを伝える~(2013/07/01 11:07)