吉武 利恵
ヨシタケ リエグループ
プレゼンテーション 97 ~場面転換を取り入れる~
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あなたは、プレゼンテーションが上手くなりたいですか?
プレゼンテーションの目的ともいえる「相手に理解、納得してもらうためにできること」について取り上げています。
前回は、自分の言葉で伝えられる部分に特化することをご紹介しました。
今回は「場面転換を取り入れる」をご紹介してまいります。
相手に理解、納得してもらうためには、集中して聞いてもらう必要があります。
プレゼンテーションでの集中とは、相手が興味を持って、もっと聞きたいと感じてもらうことです。
映画を見ていても、実際の時間より、長く感じるものもあれば、短く感じるものがあります。プレゼンテーションも長く感じるものと短く感じるものがありますよね。
長く感じていたなら、相手の興味は薄れている証拠です。そのうちに睡魔に引き込まれるか、他の事を考えはじめるでしょう。
もし、短く感じていたなら、興味を持って集中して聞いている証拠です。
楽しい時間はあっという間に終わってしまいますよね。それと同じ状況です。
映画や小説では、時間経過に沿って、出来後の順を追うだけのストーリーはあまり見かけません。なぜなら、それでは人の心を引きつけ続けることが難しいからでしょう。
話の途中で、過去の話に戻ったり、違う場面に移動したりと、ストーリーにアクセントをつけたシナリオを作ることで、相手の興味を引きつけ続けるテクニックを利用しています。
これが場面転換です。
こんなにも効果的な手法があるのなら、真似をしないのは勿体ないと思いませんか?
ぜひ、プレゼンテーションにも場面転換を取り入れてみましょう。
次回は場面転換の例をご紹介します。
・あなたのプレゼンテーションに場面転換を取り入れるとしたら、どこに何を入れますか?
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